発売年度に捕らわれず(ホリコン準拠)、2023年に聴いていた筆者の
私的ベスト曲と、AL部門(こちらは新譜が対象)のランキング発表です。
楽曲部門
今年は、上位4曲はどれを1位にしても腑に落ちるという、めちゃくちゃ大混戦だったので
無理やり順位つけるよりは同率1位扱いになりました。
同率1位4曲
FLYING KIDS「Flying Kids(大人になれない子供達)」(93)
彼らの曲は定期的にどハマリしてるが、この曲は群を抜いた。哀愁が凄いのに何度でも繰り返して聴けてしまう不思議な曲。今も演奏してるのかな?グループ名と同名曲にした事を彼らが悔いてない事を願う。いつかこのアレンジで生で聴いてみたい。
FLYING KIDS「Flying Kids 大人になれない子供達」 孤空に嘆き舞う完全犯罪
Sexy Zone「Cream」(23)
同率トップの中でも、23年発売はこの曲のみ。そういう意味でも加点はあるが、ミディアムスマートな曲素晴らしい。iriの作品も久々に色々聴きたい。
yama「ブルーマンデー」(21)
yamaの歌唱力は勿論、歌声も好きだ。「春を告げる」聴いた時は「丸の内サディスティック」を感じたが、この曲も初期林檎チック。ともかく良い曲だし、日本のブルマン症候群の削減に貢献してると真面目に思う。
yama「ブルーマンデー」レビュー 沈む憂鬱に救いの旋律ボルドーアンセム
山下達郎「love can go the distance」(99)
2年ほど前から好きで23年に爆発した。去年はこの曲にハマってしばらくしたら、ジャニーズが問題になり、これまで炎上とは程遠い達郎さんも話題となったりしてたという。
山下達郎「Love Can Go The Distance」松田・田畑Jaccs名CM 夢と化石
5位 モーニング娘。’23「Wake-up Call ~目覚めるとき~」(23) / (「悲しくなるようなRainy day」)
つんく曲ではないけれど、久々に全方位型キラー曲来た!!と思った。これまでの歌詞やサウンド、構成等のアップデートオマージュ!!
出し惜しみ無しのクリエイターの意地も感じたし、そろそろ娘もつんく曲に頼らずにでもイケるんじゃ感のある禁じ曲の様。(ファンとしては歴史や繋がりも大切だからそう簡単なものではないのだが)相手が悪かっただけで「すっごいFEAVER」もかなり高レベだが。今後もつんくさん側に無理のない範囲でずっと曲提供は願っているが。
ただ、こうした作品は数年単位で出てくる結晶だと思うので、また未来に出会いたい。
(TOP10に入るがここにセットで入れた)「悲しくなるようなRainy day」は、この曲が収録のALを初めて聞いた時に、アレンジ同じの歌い直し曲だけだと弱いなーと残念に思っていて
「あー1枚聴き終わり、次の歌手の曲に行った」と思った程、イントロがモー娘ぽくなくてかなり衝撃的だった(歌い出しですぐ分かったが)。メロもプラチナ路線で派手ではないが、サウンドメイクも好きだし飽きが来なくて今年に入ってからもずっと現役プレイリスト入りしてた。
6位 渡辺麻友「軟体恋愛クラゲっ子」(10)
歌唱力含めアイドルPOPSとして完成度高し、長期間ヘビロテしていた。
あのクセになるAメロ、1年以上何かの曲なんだけど、ずっと分からない(キョンキョンで良い気がするが)。こ曲自体は小泉今日子「ヤマトナデシコ七変化」?オマージュだと思うが、
7位 Dream5「Hop! Step! ダンス↑↑」(13)
AKBの「僕らの太陽」的なキラキラな多幸感とポジティブ感溢れてて、曲も好きだ。
今回、初めてPV見たらサムネから違和感があったが、色んな意味で眩しすぎる。曲が凄く明るいのにPVもそのまんま陽!陽!過ぎて引きが欲しかった。
毎年ベスト記事で出てくるけれどこれも、先(早い時期)にPV見てたらここまでハマらなかったかもだ。
8位 Da-iCE「ハイボールブギ」(23)
お約束の「スターマイン」を入口に、「H?NTO」もヘビロテしたが、同ALの中では「ハイボールブギ」が一番リピートしており、彼らの曲は23年から今年に掛けて過去ALも辿って2桁はプレイリスト入りする程ハマった。
今回までSgとも認識せず、初めてPV見たがこんな奇抜なPVだったとは。まぁキャリアと実力があるから魅せられる(余裕では無く全力を賭けた)ユーモアを感じた。
Vo花村氏を見る度RIRIがダブる、彼女も頑張って欲しいが。クラブのお洒落なイメージの情景の曲だったので、今後曲を聴く時にPVの映像がちらつくと思うと(崩しのセンスはいいと思うし嫌いじゃないけど、世界観に入り込む時の障害にはなるかな)これも約1年経ってから見たのでセーフか…。
今の彼らは、世間から「さあ次はどんな曲(アプローチ)で来るんだろう!?(ニヤニヤ)」みたいな、見世物として見られている所もあると思うし、期待感やプレッシャーもあると思う。一時期のあゆ、モー娘とかにも通じるが。バズリは減るだろうが、この辺りで直球クール曲来ても良いと思うがどうか。
9位 PINK CRES「(Stray cat is) STARING AT ME」(20)
この曲は良質POPSでサビも無難だが、めっちゃミキティー歌唱(声色もソックリ)のBメロがめちゃ耳に残り癖になった。今も映像で見た事無いので、雅ちゃんではないと思うので、恐らく二瓶だと思うが。
この曲にハマってちょっとした時期に二瓶がYoutubeで下ネタ云々とかでちょいブレイクして複雑な気分に。いや、OG達が逞しくサバイブしているのは応援しているがタイミング、敢えて映像?も見てないしミキティの正体は今でも謎のまま。
2PMは元々好きでしたが去年は、彼らのソロワークスに触れる機会が多くあり中でもこの曲がTOPでハマりましたね。こう言う陰ダンス曲好きだで、よく聴いてた。
ビジュアルがどうしてもw-indsの橘慶太がダブって見える。男性ダンスボーカルユニットがこうして活躍出来る様になった日本のエンタメ業界だからこそ、改めて彼ら作品や軌跡に称賛なのだ。
その他11位~くらいの曲まとめて
・中村由真「Girl & Woman」ALタイトル曲に相応しい80年代王道のアイドルPOPS、中山美穂感ちょっとだけある。打ち込みサウンドが良質でハマった。
・MONKEY MAJIK x 岡崎体育「留学生」打ち込みサウンドが好きすぎる、サビの歌詞普通にして欲しかった。去年のレキシ「マイ草履」に続き、遊び心やコンセプトは否定しないけど、曲としての完成度高いだけに(歌詞が)リピートの障害リスクが大きすぎて残念だ。
・Chara「ohhh!」 音量注意?なインパクトがある出だしの加減が絶妙で、曲自体はすごく派手な訳ではないが、結果的に、最初の派手なインパクトが最後まで楽曲を好印象にさせている。聴く度に掴みって大事だなと感じる曲。配信Sgだが、インストトラックも付けてくれて嬉しかった。移籍Sg「A・O・U」の肩透かし感も、この曲で挽回。
・清水翔太「crazy Love」彼の曲は15年以上前から何となくは聴いてきたが、ようやくハマる1曲に出会った(今見たら同タイミングでプレイリスト入りの「シンガーソングライターの唄」の曲の方が倍以上の再生してたが、今聴きたいとなるとCrazy~だ)。
Especia「シークレットジャイブ」のモヤがかった小洒落感も好きだった。Dean Fujioka「Be Alive」も良く聞いた、ベスト盤まだチェックしてないが、歌手活動はずっと続けて欲しい。XIIX「魔法の鏡」の世界観も良かった。買ったまま聴かずだったヒャダイン「Start it right away」はB面の別Ver含めてよく聞いてた。
タッキー & 翼 Feat. GUSSAN「山手線外回り」もヘビロテ、これ、自分が知らなかっただけで流行った!?「夢物語」級のバズり感溢れたキラー曲で驚いた。森口博子「GHOST SWEEPER」カバーも良かった。当時から高評価なのを流してた中川翔子「綺麗ア・ラ・モード」もようやく。90年代感あるSIRUP「スピード上げて」も再生数えぐい程聴いた。
※おまけ
AL部門
くじら『野菜室』
22年1位にも選んだ、前作AL『生活を愛せるように』発売後から
ずっと楽しみにしていた新作ALをオススメ作品として紹介。
正直に言うと、嬉々として配信ダウンロードしたものの
プレイリスト入りは春先に公開済みで当時から好きだった「春と修羅」のみという(当時PVの人名前伏せてるけどyamaじゃんて思ったけど流石に違うか。サビで木梨憲さん「GGSTAND UP」サンプリングぽさ)。
正直え、前作迄で出し切ってしまった!?と思ってしまったが
最近になって他のAL曲の動画を見て、あれ?こんな良い曲あったっけと「春と修羅」以外ののAL曲も聞き返したりしたら、初聴時の印象と大分違う印象で、初聴時の印象あてにならなかった。
他にも色々な歌手のALは聴いたが、1,2曲だけプレイリスト入りの作品がほとんどだったので今年敢えてあげるならこの1枚だ。(年末年始にヒートしたAL幾つかあるが24年扱いに)
※おまけ その2
ずっとCD化を待っていた2代目Vo詩羽の水曜日のカンパネラのAL2枚『ネオン』『RABBIT STAR ★』からも「アリス」のみプレイリスト入りで
これも21年にMV公開されて当時から良く聴いてたので、CDまで配信スルーしてたのでタイムロスが勿体無かった曲だ。2枚のALでこの曲だけ500回再生とかバグみたいな数値になっている。
楽曲郡は良品質なんだが、今年の楽曲も含めて今ひとつヒット感が薄いのがファンとしては怖い。今の体制も脂乗っているので最低でもあと2年以上は続いて欲しい。
振り返り
23年もサブスクは未解禁のまま過ぎた。
洋楽中心に配信ダウンロードはそこそこあった年でしたが。
今ざっと数えたら新規ではCD400枚弱聴いてた様です。
特に今年は更新の途切れも多く、もう8月でタイムラグが凄すぎるので、
次回はこの記事も春迄には書きたいと(通常更新ももう少しアップ出来ると)思います。
※ちなみに 22年の年間ベスト記事はこちら
偏ったランキングだったと思いますが、ご覧頂きありがとうございました。
と言う事で、残る24年も皆さんに良い作品との出会いがあります様に!!