今回のざっくり雑学、テーマは「スマホQRコード決済」です。
多様化する決済ツール

今回は「多様化する決済ツール」について
触れていきます。
クレジットカード以外にもSuicaにiD、Edy等、
これまでも多様な決済ツールがありましたが、
近年、各社が宣伝に力を入れているのが「~Pay(ペイ)」という、
主にスマホ(アプリ)を経由して支払うQRコード決済が増えてきています。
QUICPay、楽天Pay、Line Pay、PayPayなど、今後も続々登場するとか。
「得だ得だと言っているけど、何たらペイとか、よくわからない!」という
初心者の方向けに記事を書いていきます。

女子の味方、ファットレス決済
まだ~!?
うまい話で釣って、どうせ何か裏があるんでしょう?
あるといえばありますが、よくある「2年間の契約をする代わりに~」や「有料サービス(オプション)に加入」「後から違約金が~」等は基本的にありません。
例えば電力でいう東京/関西電力、
電話でいうNTT、au、softbankという様に、
まだこのQRコード決済の業界ではスタンダードなる会社が確立されていない(キャンペーンや話題性次第で、一気にシェアをひっくり返せるような状況)
なので各社がこぞって、出血大サービスのキャンペーンを行っているのです。
シェアを獲得し、一度スタンダードになってしまえば
店舗側も他店に顧客が流れないようにそのツールを導入せざるを得なくなります。
そうして仲介/手数料等の収益により、企業の未来が半永続的に保証されることになりますからね。
歌手で言えば、一発屋だろうが国民的ヒットが出せればその後も
印税や、地方営業でやっていける様なイメージ?
しかも2019年10月に予定されている、消費税10%への増税時の
緩和策の一つとて一定期間、政府が(食品購入時等の)ポイント還元を行う予定です。
その還元対象の支払いツールとして、各決済ツール会社が申請を出している様です。
国主導のオフィシャルのポイントともなれば、普段はカードやコード決済を利用しない主婦や年配層も
その機会に一気に普及する事も考えられるので、この件もクレジット会社や各決済ツール会社の囲い込み戦争が激化している一因かもしれません。
そして政府もキャッシュレス政策を推進しており、企業側の後援をしている様な状況。
つまりやたらと「20%ポイント還元」だの、景気の良いキャンペーンを見かけますが、企業側が赤字覚悟の大判振る舞いをしてでも
それを補う以上に、長期的な見返りが期待出来る訳ですね。
という事で少なくとも大手企業や、この後で取り上げる会社に関しては「何か罠がある?」と、警戒しなくても大丈夫だと思われます。(今後この流れに乗って、見かけだけのキャンペーンを行う企業が出てくる可能性はありますが)
強いて言えば
・還元されたポイントは、基本的にその決済の対象店舗でのみ利用可能
・キャンペーン(ポイント)対象商品/対象外の物を必ず確認すること
・得だからといって、必要以上に使い過ぎないこと。位ですね。

私が注目する最強のPayはコレ!
このツールの登場で
QRコード決済バトルは、終戦するのよ。
会計毎に一発芸披露状態!?
これはこれで、ポイントも度胸も付きそうですね^^;
今は消費者側優位の時期!
という事で、上手い話には訳があると慎重になることは大切な事ですが、
今回のケースは、現在企業側がシェア獲得のため必死になっている(お金をバラ撒いている)真っ最中の時期なので、
消費者側は素直に各社のキャンペーンを選択し、利用する(乗っかってしまう)のがお得な時期です。(来年以降は徐々にキャンペーンや還元率は落ち着いてくるでしょうから、早いほど得ですね)
現金しか利用したくない、クレジットで十分という方も多いと思います。
「携帯を紛失してしまったら怖いから・・・」という心配もあると思いますが、そのリスクは現金もカードも同じとも言えます。
またカード会社は、不正利用された際の補償や対策をしている所が多いので
、(確実ではないが)不正利用されてしまった場合も後から取り戻せる可能性がある。
現金に関しては基本的に手元を離れてしまったら、
不正利用された場合も、取り返すのは難しいでしょう。
そういう意味では、(ネット利用時など気を付けるポイントもありますが)使い方を間違えなければ
カードやツールの方が、むしろセキュリティ性は高いとも言えます。
初心者にもオススメのツール2種
とはいっても、「どれを使えばいいか良く分からない!」という初心者の方にもオススメなのが
既にメッセージツールとして利用している方も多いであろう
Line(ライン)アプリを利用したLine Pay(ラインペイ)(少しだけ難度は上がりますが飲食店やコンビニ等で使えるLineクーポン併用等も出来ます)
そして、
Yahoo系サービスやソフトバンク等を利用している人にもお勧めで(使っていなくても)
新規勢力の中で一番勢いのある Pay Pay(ペイペイ)です。
とりあえず、キャンペーンや対象店舗等も含めて、この2つだけでも利用すれば、得する機会がグンと増えると思うのでお勧めします。
店のポイントカードを貯めてる人は使うべき
クレジットやコード決済は利用していなくとも
スーパーや専門店のポイントカードを利用している方は多いと思います。
家電量販店は例外として10%位ポイントが貯まりますが、ほとんどの
ポイントカードの場合、還元率は平均して1%(100円で1円分)前後の物が多いと思います。
クレジットカード利用時に貯まる各社ポイントも同じく0.5~1%位の還元が多いですね。
その還元率に対して、現在オススメな2つの決済ツールを例に挙げますと
現在、Line Pay と PayPayは定期的に20%ポイント還元を行っています。
前述の店舗のポイントカードやクレジット会社の1%前後の還元率と比べると
一手間(スマホ操作)かけるだけで20%還元というのは
かなりの破格の高待遇だと言うのが分かると思います。
(しかも、多くの店で各店のポイントカードにも同時に貯められる!)
筆者も主にLine PayとPayPay位しか使っていませんが、
食品や日用品も安く売られているドラッグストア等でよく利用しています。
ある程度シェアが確保出来れば、キャンペーンの還元率も段階的に下がってくると思うので、
「今後も一切使うつもりはない!!」という人は除いて、特に「そのうち機会があれば・・・」と思っている人は、早めに始めればそれだけ、その恩恵を多く受けられると思います。
一部当時と内容が変更されていますが、昨年末に書いたPayPayの記事のリンクを張っておきます。PayPay 100億円キャンペーン 踊らされずに賢く活用。欲しいのは「商品」か「特典」か
おまけ 芸能界の「ペー/ペイ」界のタレント起用
○○Payという事で、そのイメージキャラクターに
林家ペーさんや、芸能界の「○○一平/徹平」さんやらが安易に就任されないのは
人物名の印象が強くなってしまって、商品名が薄れてしまうからなんでしょうね。
まあその内、お笑いのネタで色々と使われる機会が増えてくるでしょうね。
という事で、今回は多様化する決済ツールについて、主に初心者の方に向けて
ざっくり触れてみました。
今後も、知ってる(使った)人だけ得をするという機会も増えてくると思うので
初めは難しいかもしれませんが、色々なツールを使って、不景気や増税の日本を皆で乗り切っていきましょう。^^

よっしゃー。気合入れて
ぺいぺい、オーっ!!
実際の使い方や、機能の詳細は各社HP等を参照下さい。
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