KREVA「Space Dancer」レビュー 宇宙と人の空間(スペース)で舞い踊るストーリー

シャッフルレビュー第41弾、今回選んだのはこの曲です。

KREVA「Space Dancer」

2013年2月27日発売、アルバム『SPACE』収録曲。

・作詞 KREVA ・作曲 熊井吾郎、KREVA

SPACYなサウンドが心地よく、ハウス系ダンスナンバーです。

詩も流れるように聴きやすく、曲も宙でターンを踏むような浮遊感あります。

こちらのアルバム紹介動画にて、1フレーズですが試聴出来ます。

KREVA 6th ALBUM「SPACE」(kreva)

ここからまた、曲調も変化して行きますので気になった方は、是非フルでも聴いてみて下さい。

KREVAの曲的には、高野寛 氏のカバー「ベステンダンク」(2011)も好きですが、その時のアレンジに近いですね。

曲からは、都会のビルの隙間や、西部の荒野の月の下、西洋の石畳の通りで月夜に照らされながら汗を流し踊る、ダンサーのシーンが見えてきます。

ただ、実際のダンサー達にというだけでは無く、日々の職場や学校で様々な葛藤を抱えながら、人生というSpaceで踊る(生きる)全ての人への、クールなエールソングにも聴こえます。

ほんとに、何も考えず流れのまま聴いていられる。この回復魔法感、癒されます。

「Space Dancer」イメージジャケット

今回は、久々に曲を聴きながら

イメージジャケットを描いてみました。

こちらです。

Kreva「Space Dancer」Image Illust

今回は曲から沸き上がってくる物をというより、

曲を流しながらあまり考えないで描いてみました。

後から見てみると、テーマとしては宇宙とストリートですかね。

カラーも付けたのですが微妙な感じで、

もともとモノクロで良いくらいのイメージで書いていたので、

結局色付け前の物をそのまま載せました。

“宇宙”と個々の”領域”のスペース

宇宙(Space)の中に住む自分達にもそれぞれの空間・領域(スペース)があって、時や場所によってそのスペースが歪んだり、磨かれたり、共有したり、オープンになったり急にクローズしたくなったり。

生きていく日々の中で、それぞれがより生きやすくカスタマイズしながら、自然とそれぞれのスペースを育てていくのかもしれません。

そんなひとりひとりの持つスペースと宇宙(Space)、ひとりひとりのスペースが互いに存在しながらそれが全て集まってひとつの宇宙(Space)になる。面白いですね。

この曲が収録されているKrevaのアルバム『SPACE』にはそんな様々なSpaceが広がっています。

アルバム曲では、今回の「Space Dancer」の次に好きな「調理場」もオススメです。フルで聞くと少し疲れますが、深層宇宙に響いてくるような曲です。先のアルバム紹介動画でも2分57秒位から聴けます。

そして宇宙ソングといえばこれまでのレビューでも、ジャンルの違う宇宙ソングのレビューを書いてきました。今回の曲で宇宙四部作かな。よければ、チェックしてみて下さいね。

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『SPACE』以来の約四年ぶりのアルバム『嘘と煩悩』

また、待望の新作アルバム『嘘と煩悩』が2017年2月に発売されました。

自分はつい最近聴きましたが、今回のように飛び抜けて好きな曲は今のところ無いものの、全体の完成度は高いの安心して聞けますね。

聞き込んでいくとまた気に入った曲が出てくると思います。今のところは「居場所」「ってかもう」推しです。

ということで今回はKREVA「Space Dancer」楽曲レビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。

次回もお楽しみに。

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