前田敦子「冷たい炎」レビュー 歌声に惚れるジャズPOPS

シャッフルレビュー特別編、2016年のマイベスト楽曲を4位から順にレビュー。

第4位に選んだ曲はこちら。

前田敦子「冷たい炎」

作詞 秋元康 作編曲・山田高弘

2016年6月22日発売AL『Selfish』収録曲

ブラスパーカッションや軽快なバンドサウンドのミディアムナンバー。

歌詞は、”まさか昔の彼と寝ているなんて” 等、結構キワどいフレーズもありつつも、全体的に小説ぽくも小洒落ていて、カタカナ語もバランスよく、ドロドロさはほとんど感じません。

さらに肝なのがこの曲の彼女の歌声。ウィスパーという訳ではないのですが、どこか呟くような優しい歌声が凄く心地良くて、サウンドとも非常にマッチして耳障りが良いです。

こうイントロも良くてA、Bメロも良いと大抵サビは普通の曲の場合が多いですが、この曲は期待を裏切らずさらにサビも見事にハマっていて、完成度の高い楽曲だと思います。機会があったら是非CD音源で聴いてみて下さい。

と、今回分かったのですがこの曲は、前述のアルバム曲だと持っていたら、もともとは2013年のシングル「タイムマシンなんていらない」初回盤Dにのみ収録のB面曲だった様です。

※Amazomで冒頭45秒視聴できます。(個人的にこのシングルのタイプ別ジャケットはどれも好きです)

これを2016年の曲としてランク付けしていいのか迷いましたが、ごく限られた形での収録だった様ですし、まあ今回はアルバムで初出し曲と同等としました。

そのかわりランクに関しては、本来3位にしたい所を4位にしてバランスをとりました。(去年のBoAみたいだな)

アルバム『Selfish』の方も調べたら、発売された4タイプ中3タイプ全てで冒頭の2曲目が違う新曲が収録されているようです。

ベストやコレクションアルバムなら、ファンサービスにもなるし(歓迎はしませんが)アリだとは思います。ただし、その場合でもあくまでもアルバムの最後でボーナストラック扱いでの収録での話です。

さすがに作品として流れのあるオリジナルアルバムで、商品タイプ毎に冒頭の曲が、たとえ1曲だとしても入れ替わってるのはやはりナシだと思います。

厳しい音楽業界、ましてやアイドルのアルバムとなるとさらに鬼門ですし、苦肉の策なのは非常に分かりますが、レコード会社さんせめてボートラ追加するならば最後にして下さい。m_ _m

そして、この曲も当然PVが無い、

という事で曲をイメージしたジャケットを描きました。

こちらです。

前田敦子「冷たい炎」Image Illust2

※2017.8 制作時の別のカラーパターンに差し替えました

これは、色付けを何パターンも繰り返して時間が掛かりました。イメージとして、エメラルドグリーンを炎に使いたかったけど、野菜みたいになってしまい、色々変えてもどれも腑に落ちず、とりあえずここに落ち着きました。

炎に青を使えばもっと引き締まったんですけど、タイトルそのままの色は避けました。

あと、下の糸の部分は描いた後で、あゆの『A』っぽいかな?と消そうと思いましたが、そもそも表現として珍しい物ではないので残しました。

ということで、今回は2016年のマイベスト楽曲4位前田敦子「冷たい炎」レビューでした。

次回は第3位のレビューです。お楽しみに。