中村一義「そこへゆけ」レビュー 日曜夕暮れ 走るエンディング

早くも年の瀬、シャッフルレビュー第82弾。

今回選ばれたのはこの曲。

中村一義「そこへゆけ」

作詞作曲 中村一義の

1998年8月4日発売の7枚目のSg。

空間丸ごと包括する様なリズムで開放感溢れるアッパーソング(☆3)

中村一義 – 「そこへゆけ」 (中村一義)

彼の地元でもある下町感に溢れるPVとこの開放感あるサウンド。爽やかだ。
中村節を効かせつつも大衆的なサウンドの曲ですね。
 
今だと、街中でのナチュラルにタバコはもちろん、軽トラの荷台で〜のシーンとかも規制が掛かって出来ないのかな?
ここら辺のゆるさも含めネット普及期前の、ほがらか空気感を感じますね。
 

日曜の夕暮れ感

SPアニメ番組のEDであらゆるエピソードの喜怒哀楽、起承転結を取り込み包括しているような世界観。
 
SMAPの「それじゃまた」をサザエさんのED感が有ると書きましたが、
 
中村君のこの曲は、もう少しだけ早い時間帯、
日曜日の夕方、「笑点」辺りの夕暮れ時で流れてる感が有ります。
 
ちなみに、このワンカットPVのロケ地、は小岩?とコメントにありましたが、先日モー娘。の月島ロケの動画を見た自分的に月島?に見えてしまった。
 
 
 

記憶はどこへゆく?

 
中村君は今でも見かける度に髪型にビックリするが。
彼との思い出は不思議なものがあある。
 
彼といえば「犬と猫」や「永遠なるもの」!という人も多いと思うが、
個人的に思い入れが深いのは「街の灯」や「魂の本」や「ハレルヤ」だったりする。
 
特にAL『ERA(00)は自分の中で格別だ。
発売当時、彼の事はロキノンの記事で目に入った事がある(なんだこのVHS大量の人は的な)程度だった
店頭でジャケットを目にした時(耳ではない)運命を感じて
直感を信じて買ったのだ。(1曲も知らなかったし、SgならまだしもALなのでかなり大冒険だった)
 
結果的としてあれから20年以上も経ったが、今でも人生の中で選ぶ10枚に入る作品
だと思っている。
あの時、出会えて本当に良かった作品、アーティストだ。
 
そして、一番不可思議なのが、彼の武道館のLIVEに行って生で聴いた記憶もあるけど、
DVDで見ただけの気もするし、確証がなくて未だにモヤモヤしている。
(ツアーグッズは確実に買ったし手元にあったけど、通販で買ったのかもしれない
さらにFCにも入ってた気がするが、入ってなかったかもしれない。
 
LIVEにしてもFCにしても(どちらの場合でも)普通忘れるハズ無いのに
10年くらい前からずーっと何回思い出しても思い出せないので
今後もずっと「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」のままで行こうと思う。
 
と言う事で、今回は中村一義「そこへゆけ」楽曲レビューでした。
 
2021年も残り1ヶ月切りましたね。
実は先行して次のシャッフルレビュー曲も決めていたので
年内更新出来るよう頑張ります。
 

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