ちょっとマニアックな音楽レビュー第7弾。
今回選んだ曲はこちら。
Perfume「シークレットシークレット」
君の本当の気持ちが知りたい!と投げかける女の子の歌がアップテンポでこ小気味良く展開されています。
[MV] Perfume 「シークレットシークレット」 (Perfume)
懐・なつ、懐・なつ、とこ・懐かしゆか。
リリース当時以来にPV見ました!
曲自体も久々に聴き直しましたがPVが有ったこともすっかり忘れてたし、思い切り”PINO”ですね(笑)PV見て思い出しましたよ。PINOPINOしてます。
あーちゃんも初期あーちゃんだし、なんかGleeのレイチェルに雰囲気が似てますね。
GAMEのツアーDVDで、この曲のラスサビあたりで、かしゆかが歌いながら、2人の間を通り抜けて前に出てくるシーンが好きでした。
『GAME』収録のアルバム曲ではありますが、Perfume式王道テクノPOPSですね。中田さんらしい切なさも入ってます。
リリース当時、”斜めから恋をしている”という詩の描写がすごいと、メンバーもコメントしていましたね。
ちなみに斜めから~の箇所の振り付けは、当時CMキャラを勤めていた”Pino”を楊枝(とかくとダサいな)スティックで指すイメージになっています。
ふと、ピノのHP見てみたら、ピノを使ったオリジナルアレンジレシピのコーナーがありました。
全体的にぶっこみ感がありましたが、中でも
↓↓
このフルーツサンド、ロックです(この強引感^^;)
なかなかパンチが効いたピノレシピ、みんなもぜひ真似しちゃおう☆
次回もお楽しみに。
DEHA
コメント
歌詞の内容はアイドルファンの心理を歌っているように聞こえますね
決してアイドルの真実はただのファンである自分たちにはわからないけどそれでも君(たち)を応援し続けるよというファンのアイドルへの片想いが表現されているのかな
PVもアイドルの虚飾と現実を対比させるような構造でそれを現役アイドルユニットに歌わせ演じさせる残酷さがたまりません
PVの最後に照れて笑う3人の姿にちょっと救われますがそれすらも本当の笑顔かどうかなんてわかったもんじゃないというこの恐ろしさ
良くできたPVだと思います今見ても
>歌詞の内容はアイドルファンの心理を歌っているように聞こえますね
コメントありがとうございます。なるほど。コメントを受けて、歌詞を読み返してみましたが、そうした角度から読むと確かにファン目線の歌詞ですんなり入ってきました。
>PVもアイドルの虚飾と現実を対比させるような構造でそれを現役アイドルユニットに歌わせ演じさせる残酷さがたまりません
昔からオンとオフ、表と裏を感じさせるのは特に夢を売る世界だと、タブー的なところもありますね。あと、すっかり忘れていましたが、この曲のダンスも最初(最後は忘れましたが)はマネキン人形の動きからでしたね。表舞台と裏の素顔を意識して表現されたPVですね。
トークや話し方からキャラや表情。アイドル全般そうだと思いますが、リスナー側はある意味彼女達はアイドルであると同時に、役者(パフォーマー)であると捉えることが、良い付き合い方(距離の取り方)なのかなとも思いました。
「表」と「裏」、その対図が「偽り(嘘)」と「真実(本音)」とかだと悲しいですが、2つの顔が多少違ったとしても、どちらの顔も「本物」である事が大切であり、人として尊いことなのかな、とふと思いました。
またも途中から自分の言いたい事をズラーっと書いてしまいました。すみません^^;
ここは管理人様のサイトですからお気になさらず^^
ポリリズムブレイクの1年前に出されたベストに新曲として収録された「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」という曲もアイドルファンから見たPerfumeという構造になっていると思います
この時期までほとんど無名だったPerfumeはベストを出して解散か?とも噂されていた時期でそれを裏付けるようにパーフェクト~ではもう居なくなったアイドルを今でも忘れられないというアイドルファンの未練が歌われているように聞こえます
浜崎あゆみのVogueも売れなくなったか引退した浜崎あゆみをそれでも好きだと思うファンの気持ちを浜崎あゆみ自身が代弁しているような独特のねじれた世界観でしたね
上京後の初期Perfumeにはこうした自分たちがいつ消えてもおかしくないという儚さが一つの魅力でありましてブレイクした後のシークレット~でもまだその色合いが残っていました
多分当時はスタッフも本人たちもそんなに人気が長く続くとは思ってなかったんじゃないでしょうか
それが10年経ってもまだ第一線で活躍しているのは嬉しい誤算でしたね
>この時期までほとんど無名だったPerfumeはベストを出して解散か?とも噂されていた時期でそれを裏付けるようにパーフェクト~では
自分は『GAME』新規でしたが、初期の頃から追っていたファンの方達には「パーフェクト~」は色々な深みを感じる曲なんですね。
>浜崎あゆみのVogueも売れなくなったか引退した浜崎あゆみをそれでも好きだと思うファンの気持ちを浜崎あゆみ自身が代弁しているような
この頃の彼女のインタビュー記事で、「綺麗なうちにこの舞台から去る」(表現は覚えてませんが)というのをよく見かけました。そこまで表現者として執着心が無い人なんだなと思っていました。山口百恵みたいになるのかなーと。
詩の世界観からもこの「Vogue」は直球ですが絶望三部作~「Duty」辺りで、その意識のピークだったと思われます。
まあ彼女の場合は、「もうちょっと、もうちょっと」と辞めるタイミングを失ったというより、いつの間にか会社の存亡を背負うまでの存在になっていて、その後はお抱えダンサー、バンドメンバーやスタッフ達の存続の為にと責任も感じて(勿論本人の表現の探求心が尽きなかった事も大きい)の結果と思いますが。
>多分当時はスタッフも本人たちもそんなに人気が長く続くとは思ってなかったんじゃないでしょうかそれが10年経ってもまだ第一線で活躍し
そうですね、Perfumeは中田氏の曲も含め、アーティストとして捉えるリスナーが多かったのも良かったかもしれませんね。近年はセールスも緩やかに落ち着いているとは言え、アイドルは勿論アーティストでも10年も第一線で続けられるアーテイストは極僅かですし、凄いなと思います。
今後休止や解散があるとすれば「セールスの減少で~」や「バキバキ踊るのが体力的に~」というよりも、メンバーが家庭(子供)を持ちたいと思った時でしょうね。10代の頃から活動に時間を費やしてきたので、その時はその時で、彼女達の第2の人生も応援したいですが。少なくとも東京五輪までは、まだまだ突っ走るでしょうし、今後の新曲も楽しみです^^