東京事変「空が鳴っている」レビュー 凛とした戦場のアダムとイヴ

シャッフル音楽レビュー第10弾。
 
今回選んだのは、この曲。

東京事変「空が鳴っている」

 
東京事変「空が鳴っている」
2011年5月11日発売。
・作詞 椎名林檎 ・作曲 亀田誠治 ・編曲 東京事変
 
ミステリアスな雰囲気と疾走感のロック曲。(☆3.4)
 
東京事変 – 空が鳴っている /  (TokyoIncidentsVEVO)
 
PV初めて見ました。刑事物のドキュメント・ドラマ風ですね。
林檎さんはもちろん、メンバーの方々が俳優モードでカッコイイなと思いました。
 
映像の質感も綺麗ですが、勝手に曲のイメージで動きが激しいPVなんだろうなという先入観もあったので、
全体的に動きが少なくて、物足りなさも感じてしまいましたが。
 
欲を言うと、動的バージョンもあったらなとお思いました。単純にライブ映像を見ればいいのかもしれませんが。PVでも見たい。
 
曲は、アッパーなロックナンバーですね。サビの詩やメロディーの突き抜ける感じ、開放感がすごく気持ちよくて好きです。
 
浮かんでくる情景は、薄暗い雲や雨雲、それこそタイトルのような雷鳴轟くような景色で、サビなんかは激しい雷雨にも打たれても、凛としている主人公のイメージです。
 
そう、この曲を一言で表すとまさに「凛」なんですよね。
 
あと、以前倉木麻衣のレビュー記事の時に印象を「バトル」と言いましたが、この曲も同じくバトル感あります
 
※参考記事
 
ただその方向性は全然別で、倉木麻衣の方が、”コンピューターの電子サイバー戦”的(遠距離)で、この曲の場合は「戦場」(現場)ですね。
 
辺りで砲弾や、銃弾が行き交ってるような”現場感”が半端ないです。
この曲に限らず歌詞カードをちゃんと見ることはあまり無いので、もしかしたら歌詞の世界とは違うのかもしれませんが。
 
何が起きても、立ち向かう、逆風や嵐に吹かれようとも、歩みを止めない、というか
動じずに、ただ自分の未来を凛と見据えて佇む、そんなパワーをこの曲から感じるんですよね。
 
ある意味「吹っ切れたアダムとイヴ」感というか。抽象的すぎて、分かりにくいですね。
 
戦場の中にいても、うろたえず、むしろちょっとイッちゃってる位冷静で凛としている。そんな世界観を曲から感じます。
 
シングル発売後、アルバム『大発見』に収録。この曲は東京事変のシングルでは一番好きです。旬としては梅雨~夏の終わり位が曲の魅力が映える季節ですね。アジカンがカバーしても音の空気感がハマりそうな気がします。
 
このコーナーをやってると、久々にPVを見たり(この曲に関しては初めてですが)、機会がないと改めて、曲や背景を思い返したりする事もなかなか無いので、自分自身で再発見しつつ出来るので、貴重だなと感じています。
 
次回もお楽しみに。
 
DEHA