2021年 ベスト選曲+アルバム集

発売年度に捕らわれず、2021年に聴いていた筆者の

私的(ホリコン準拠)ベスト曲と、AL部門(こちらは新譜が対象)のランキング発表です。

1位 MC Sniper「Night Flyght」(19)

MC Sniper「Night Flight」レビュー 坂本龍一Undercooled 反戦夜景の走馬灯

初めに書くと、3位迄の曲はどれもトリプル1位という感じで

無理やり順番は付けたけど、どれが1位でもという感じだった。

2位 DISH//「君の家しか知らない街で」(21)

去年「SAUNA SONG」がランクインしたが、それを大分上回る勢いでハマってた。

彼らの正統派バンドサウンド曲から外れた曲が好きなのかもしれない。詳しくはレビュー記事で。

DISH//「君の家しか知らない街で」レビュー 令和ノスタルジーに浸れり尽くす

3位 シャ乱Q「Become」(98)

フォーク曲ぽいシンプルな表現と現実風刺と切ない孤独感が最高。

密かにまーちゃん卒業ソロでこの曲歌ってくれないかなと思っていたのは、秘密でもない(今でもいつか歌ってほしいなと思ってる)

モー娘。の「I WISH」の都市伝説?と合わせて書いてたら、

超長文になってしまい前回、急遽単独記事でアップしたのでチェックしてみて下さい。

シャ乱Q「Become」モー娘 I WISHの都市伝説と ガキの頃から解ってた事

4位 東京事変「一服」(21)

これ、単純にサウンド的に言えばダントツ1位かも知れない。ともかくエフェクト好きで音色好きだ。

長く短い祭り2」というか、狙いなのかな?続編/事変Verというデュオ&サウンドの世界観なので、この曲が好きな人は両曲とも好きなハズ。

五輪の鬱憤を蹴散らす様な、飛び散る動的パワーも素晴らしい。

しかもこの曲のトラック、2分14秒しかない超コンパクト楽曲なのです!

曲構成やサウンドアレンジも完成度高いので超高品質で即効性の強い、爆弾サプリみたいな曲なんですが

この潔すぎる感じが、もっと勿体ぶって長々と聴かせてくれー!!と逆に音楽中毒にされる感じでまたリピートしてしまう。

ほんとにね、この曲も含めて上位曲は同列1位にしたい位、選び難い年だった。

5位 あいみょん愛を伝えたいだとか」(17)

あいみょんそれまでは、「マリーゴールド」位のイメージで勝手にスルーしていたが

この曲は引き語りVerで好きになった。オリジナルのSg Verの打ち込み音も悪くないが

なにせ、引き語りの方でハマってしばらくしてから、聴いたので違和感が。今ではどちらのVerも良さがあって好きですが。

6位 クリープハイプ「グレーマンのせいにする」(11)

彼らのバンドの存在は知ってたし、コラボ曲なんかは聴いてたりしたけど

純粋に彼らのバンド曲を聴いたのは去年かな。

洋楽風で聴いてて気持ちいいグルーブ曲で、良い意味でこの曲が

自分の中の彼らのイメージを変えてくれた曲。歌詞の雰囲気も好きだ。

彼らのライヴ会場までのロードムービー『私たちのハァハァ』(15)を去年CSで観たりと、

何かと縁のあった1年でもあった。

7位 小泉今日子グッド・バイ・マイ・ラブ

これもよく聞いてました。曲自体は知っていたので、昭和歌謡のカバーかな?位のニュアンスだったので、

アンルイスさんのカバーと後から知って彼女のロックのイメージとの相違に少し驚きましたが。

正直、ちょいボサなもたつくサウンドアレンジは、微妙に感じる所もあるが、

途中から加わるシンセアレンジが好き過ぎて、トータルで勝ってる。

8位 一世風靡SEPIA「落日間際の秋」(85)

SHAZNAがカバーしたバンドと被るが、こっちはギバちゃんとかが歌ってたちょいワル俳優ユニット。

未だに歌ってる人良く分からないが(失礼)普通に楽曲として素晴らしい。

こいういうチャゲアスっぽい渋曲バラード好きで、タイミングが違えば1位にしてたかも曲だ。

9位 国府田マリ子「単三電池」(99)

マリ姉の曲は、10年以上前に大方カバーしたつもりだっちたが

この曲のALは未チェックだった様で、一目?惚れでこの1曲集中でリピートしてました。歌詞も可愛らしい部分もあるが、爽やか切ないブラスサウンドが心地良い。亀田さんワークスかな?

10位 モーニング娘。恋愛Destiny」(21) 

アッパー曲だが、切なさや程よい緊迫感もあって「みかん」の系譜か。エモBメロも好きだ。個人の両腕主体の振り付けを見る度に、コロナ突入前期で皆が画面越しでも、お互い振り練習しやすいアレンジだったのかなと感じるが(多分違う)、それも当時の世を思い出す想い出と言う事で。

11位~20位あたりのピックアップ曲

アンジュルム「愛されルート A or B?」(21) リリース前にMV視聴して、トリプルAの内「はっきりしようぜ」とこの曲を気に入って、さらに「SHAKA SHAKA TO LOVE」の音源にも興味あったので、『うまく言えない』(16)以来5年振りにSg買った。(偶然にも笠原桃菜の加入Sg以来ぶりで今回卒業Sgという偶然になにか運命を感じた)

お洒落なブラスサウンドで好きだ。「エロアビ~♪」と空耳していたがしばらくしてタイトル見て、もしやタイトルフレーズ?と気づいたが未だに歌詞カード見てないので真実はFANTASYのまま。

・y’Z factory「BUT」(00) 山田優がセンター取ってたユニットなのを後で知り驚き、ああこの時点でヘキサゴンの弟のサーターアンダギー(ユニット)への伏線が繋がった気がしたが。サウンドが少しだけ安っぽいけど、ブルースハープの切ない感じとか好きだ。楽曲的には青春の葛藤とポジティブな感じがパワーもらえて、凄く良い。

・大黒摩季「Happiness」(05) 幸福感や、エールがありつつ、ちょっとしたライブ感も味わえるめちゃ良曲。このAL曲はOLやサラリーマンへの応援歌的な曲が多かった印象。

天野月子「HONEY」(02)彼女の名前は知っていたけど、ようやく何枚か聞いてこの曲が一番好きに。

・ハロプロ研修生ユニット「ミステイク」(21)クールな世界観が作りこまれてて、スリリングなサウンドと曲展開が好きだ。サビもキャッチー、何かの曲(CM?)を思い起こす懐かしい感じもあって好きだ。ほんとはTOP10に入れたいくらい。

モーニング娘14/道重さゆみ 「笑顔の君は太陽さ」(14)  当時「君の代わりは~」「What is LOVE?」はプレイリストに入れてたけどこの曲は特にリピートまではせず。夏頃『SAYUMINGRANDOLL~希望~』のサントラ、つまり道重さゆみのソロVerをよく聴いていて、自然と好きになった。どうせ聴くなら14Verのが良いなという事で、7年以上越しにプレイリスト入りに。

佐藤まーちゃんもこの曲を好きなのは知っていたので、卒コンでも聴けたら良いなと思ってたが、あんな良き演出で観れるとは思わなかったので嬉しかった。

・Ovall「Stargazer Rework」(19) 大好きなmabanua氏のユニット曲のRemix。今回一番マニアックかも。打ち込みサウンドというには深すぎるスケールのマインドに響く良曲です。再生回数もTOPクラスに聴いてた。

他にもYellow Magic Orchestra「PERSPECTIVE」、つばきファクトリー「断捨離ISM」、WANDS「天使になんてなれなかった」、アップアップガールズ(仮)「Way of Our Life」、UVERworld「ENERGY」、BTS「FAKE LOVE」、TOKIO「男たちのメロディー」亀井絵里「聖なる鐘が響く夜」、SIAM SHADE「Life」あたりも好きになってよく聞いてました。

2021年 ベスト選抜 アルバム編

続いてAL部門です。基本20年12月~21年11月頃までのリリース作品を対象。

1位 SIRUP『cure』

ALは前作『GOOD FEEL』に引き続き、安定して高品質。

彼の作品はムードがあるね。落ち着いた感じで酒飲むの好きな人とか相性良いかもしれない。

ほぼAL全曲?のスタジオ映像で構成されたお洒落なライブ映像を紹介。

サカナクションのオンライン(無観客)ライブとかの映像美も凄まじかったが、

コロナ以降こういった、魅せ方にこだわったライブも増えてきてますよね。

ある意味リスナー側を客席に固定化しなくて良いから出来る

楽曲のシチュエーションや、演出を思い切り出せるという点では

PVとLIVEの良いとこ取り的な感じで好きですが。安心して聞ける1枚。

2位 YUKI「Terminal」

今回はSg含め全曲知らない状態で聴きました。

冒頭の2曲が強力過ぎて初聴時にバケモノALかと思った。

(どちらもSg曲だったと知るのはしばらく後。Sgも追いかけてる方からするとまた違う印象かもしれない)

実際プレイリストに入ってるのも、そのSg曲2曲だけだったりするので

1枚を通してヘビロテした訳ではないが

良い意味で、冒頭の強すぎる楽曲の好印象がALラストまで尾を引くので

好印象のイメージしかないAL作品。オススメ。

※おまけ 鞘師里保『DAYBREAK』

あくまでEP(全5曲)と称しているので

AL扱いして良いのか迷ったし、プレイリスト入りしたのは2曲だったけど

どの曲も平均以上の安心クオリティで、1枚(5曲だが)を通して聴きやすかったのでランクイン。

中でも「Puzzle」はALでランクインさせなかったら、楽曲部門でTOP10に入れたい位の推し曲。

℃-ute「人生はSTEP」をよりダンスアレンジした感じで

サウンドとしても洒落てるし、聴いてて心地よい。

振り返り

多分来年2022年ベスト~の記事に入ってくると思うので

あまり書きませんが、藤井風や鈴木愛理の楽曲はALまで意地を張って我慢してたけど

配信時点で、好きだった曲があったので、(リアルタイムの破壊力もあるので)先に買っとけば良かった系の曲も増えてきました。

今後も配信の比重は確実に増えていく一方でしょうしCD派の自分的には辛い時期ですね。

今のところまだ、サブスクも意識して入って来ませんでしたが

Apple MusicかSpotify位は下半期、か来年にはさすがに解禁しようと思います。

毎年書いてるけど、とりあえずプレイリストを作りたい!!

2021年は楽曲部門は、特に1~4位までの曲は、記事を書く度に順位が入れ替わったりしてたので

無理やりランク付けしましたが、同列1位と言っても過言ではないです。

皆さんのお気に入りの曲とリンクした曲があったり、

また、出会いのきっかけになってもらえたら嬉しいです。

※ちなみに前年 2020年ベスト選曲集のレビューはこちら

思い入れがある分、長文になりがちなので難しいですが

普段のレビューももっとラフに書けたら良いなと思います。

もう半分過ぎてますが、みんなにとって2022年も素敵な作品との出会いがありますように!!

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