『鋼の錬金術師』読んでみた。 冷徹ダークサイドと ふんどし

こんばんは、コミックス読んでみた企画、第2弾です
 
今回は、荒川 広 先生の「鋼の錬金術師」の紹介です。
 
お馴染みハガレンってやつです。
とんこつ、チャーシュー、バリカタ、ハガレンで!ってやつですな。
 
hagar
 
まず、この漫画のイメージから。
 
「ワンピース」や「NARUTO」と同じ世代のマンガ作品でアニメ化もされていて大ヒットしてるのは認知してましたが、どの作品も読んだことがありませんでした。
 
当時の、タイトルやキャラクターの見た目でのイメージが
「ワンピース」・・・海・海賊・お宝・冒険・アドベンチャー・ワクワク
「NARUTO」・・・忍者・俊敏・スピーディー・体育会系
「鋼の錬金術師」・・・ちょいヨーロッパ風?・機械・研究・哲学・理系
 
とまあ、どれも勝手なイメージですが(笑)、本作はその中でも気難しいイメージがありました。
 
錬金術というワードが、自分の人生に於いては、
DQ4の第四章で、モンバーバラ姉妹の仇を打つ時に出てくるぐらいの接点しかなかったので(^^;)
あ、あとスターオーシャンのアイテムスキルにも錬金あったような。
 
 

前回の「坂本ですが?」に引き続き、知り合いから1巻~6巻までオススメされて頂きましたので読んでみました。(基本ネタバレ無し)

 
 
エドワードは、とある事情により、片腕片足が”オートメイル”と呼ばれる、機械の鎧で
それがまた少年漫画の主人公としてはかなり思い切った設定で、印象に残りました。
 
そのエドワードの弟のアルフェンスは、全身が大型の鎧兵士に魂が入っている状態で、見た目だけだとかなりゴツめの主人公兄弟です。
その兄弟が本来の身体を取り戻すべく旅をしているというストーリーです。
 
ストーリーはワクワクする冒険劇ですが、敵の組織の雰囲気が怖いですね。
なんというか、海外ドラマに出てくるテロ組織のような、冷徹さや頭が切れてる感が溢れています。
今のところ、奴らがやられる姿を想像しにくいです。
 
ということで、自分はもしエドワード達と出会っても一緒に冒険はあまりしたくないです(そんな機会があるのか!?)。
 
他にも、政府の大佐やら中尉やら特徴的なキャラも多数登場し、
今後もこの上司たちはストーリーでも大きく関わってきそうだなと期待が膨らみます。
 
シリアスとギャグのバランスもちょうどいいと思いますし、初めのイメージほど気難しいことはもほとんどありません。
鉱物やら、配合やら理系ワードは多く登場しますが、文系の自分でも心配なく楽しめます。
 
ひとつ、なんじゃこりゃ?と思ったのは、弟のアルが全身鎧に何故かダサ目なふんどしをしていて、
「あれ、この悪目立ちしてるふんどしって(呪いか)何かの設定だったっけ?」と思いました(ふんどしファンの方すみません)。
 
でも、その後読み進めていくうちに、おまけのコーナー?で
作者の方も「やっぱりこれ(ふんどし)が人気無い原因なのかなー」的な事をキャラに言わせているのを見て安心しました。
 
ああ、気のせいじゃなくて良かったと。というか、スポンサーや上の方の指示で外せないのかもしれませんが(どんなや)、
あのビジュアルは、メイン読者である子供受けも非常に良くないだろうなと思うので(ウケ狙いならいいですが)、
7巻以降は分かりませんが、ふんどしだけでも格好良く錬金術成功で生まれ変わることを願います(笑)
 
 
 イメージカラー
  ダークグレー、ワインレッド
  兄弟・家族愛 ★★★★
 緊張感     ★★★★
 ふんどし    ★   
完全版も出てるんですね、、、自分にとっては最近読んだ最新作ですが、まあ10年以上前の作品ですからね。
 
自分がもし錬金術が使えたら、リフォームしたいかな。
 
さて、次回はどんな作品が!?リクエストもお待ちしています。
 
DEHA!
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