「STAND BY ME ドラえもん」レビュー ひまわりに約束。この記憶、僕に届け

映画作品のレビューです。今回の作品は・・・・
 

STAND BY ME ドラえもん

 
『STAND BY ME ドラえもん』
2014年8月8日公開(東宝)
・原作 藤子・F・不二雄  ・監督・脚本 山崎貴 ・監督 八木龍一
 
お馴染み国民的アニメ、「ドラえもん」の3D CGによる、長編映画です。
※本記事には一部ネタバレがあります。
 
[STAND BY ME ドラえもん]プロモーション映像 DoraemonTheMovie
 
CG特有の機械的・冷たさもほとんどなく、キャラクターや背景が生き生きと3DCGアニメーションで動き回っています。
 
現在でも人気の、本作主題歌の秦基博さん「ひまわりの約束」も非常にマッチしていて作品に華を添えています。
 
ストーリーは、原作の複数の話が、何話か組み合わされていて
ドラえもんファンならば、あぁ あのストーリーだ、と気づくと思います。
 
それらが無理なく組み合わさり、映画1本を通して自然に楽しめる作品になっています。
 
有名すぎる、静香ちゃんの結婚前夜の、お父さんとの会話のシーンは、思ってたよりにサラーっと感じましたが、
 
代わりに、大人になったジャイアン・スネ夫・出木杉が のび太の独身最後の日に一緒に飲み明かすシーンは感動しました。
(原作にもあったのかもしれませんがこの場面は知らなかったので)
 
 
映画の3DCGメイキングの映像も発見。
 
[STAND BY ME ドラえもん]3DCGメイキング (DoraemonTheMovie)
 
こうした裏側はあまり見る機会がないので、面白いですね。
 
 

映画らしさ

のび太の前に突如現れたセワシが、のび太をしあわせにしない限り元の世界に帰れない「成し遂げプログラム」を
 
ドラえもんにセットして、これがこの作品のキーとなるわけですが、
原作にもあったのでしょうか?このプログラムの設定が少々強引だなとも思いましたが
 
これがあることでこの作品に緊張感を持たせていて、「劇場版」らしさを感じる大きな要素にもなっているので、うまいこと出来ているなと思いました。
 
実はTV放送版の録画で初めて本作を見たのですが、
ラストまであと10分という所で、コードが抜けた?か何かで録画が切れており、
 
続きは10分程とは分かりつつもレンタルで見直しました。
 
あとTVの擬似3D化機能を使って無理やり3Dで見ましたが、かなり3Dの恩恵のある作品ですね。
 
もともと3D変換しなくても(2D版でも)、立体感が凄くて迫力がある作品なので、
 
あーこれは映画館で3Dで観たかったなーと、思いました。
 
そんなわけで自分としては2回に分けて見ることになりましたが、初見時に1作を通して見ていたら、おそらく”ドラ泣き”していた気がします。
 
「子供向けだけど、大人でも楽しめる」というより、「大人向けだけど子供もたっぷり楽しめる」作りなのも好印象です。
 
まだ見てない方がいたら、チェックしてみてはどうでしょう。
 
またオススメの映画を見たらレビューしますね。
 
 
 
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