伝説の4人globe extreme『seize the light』レビュー 宇宙で聴きたいこの1曲

シャッフルレビュー第15弾。今回はこの曲です。

globe 『seize the light』

2002年11月27日発売
・作詞 YOSHIKI、小室哲哉 ・Rap詞 MARC PANTHER ・作曲 YOSHIKI  ・編曲 小室哲哉 
 テレビ朝日系ドラマ「ダークエンジェル」日本版イメージソング
 
トランスロックサウンド風の美しいSpacyなバラード曲になっています。
近年のEDMに近い要素も感じます。
YOSHIKIさんの作曲というのも大きいと思いますが、globeの新境地という印象です。

これは、、、衝撃のPV

 この曲のPVがこちらです。

globe / seize the light(1min ver)  [avex]
 
 ぴ、PVを今回初めて見ましたが、あまりの曲の世界観とのギャップに、あ然としてしまいました^^;
これならば、無背景でもいいから室内のスタジオで撮った方が絶対良かったと思います。屋外ならせめて夜に撮る位の配慮が欲しかったなあと思ってしまいました。
 
売り方次第で、再ブレイクポイントに成り得たと思うので、かなりもったいないですね。
 
ちなみにこの、1min verの部分は曲としてはラストの部分なのでフルで見たら印象違うかもしれませんが。例えば、前半はスタジオで閉塞感のある重々しいダークな雰囲気で最後にこの開放感での対比なら、それはそれでアリですが。
 
当時KEIKOさんが多忙でPV撮影の時間が取れなくて、イメージショットで撮っていた他の映像素材を流用した、と前向きに考えることにします。
 
追記
こんな事を書いたものの、その後のKEIKOさんの事を考えると、この自然の笑顔で澄ました彼女が、一種のポートレイトの様にも思えて、結果的にはこういうPVが1つくらいはあっても良いのかなと思えました。

4人体制の “globe extreme”

globeとしては28枚目のシングルで、元X JAPANのメンバーYOSHKIglobeのメンバーとして正式に参加している唯一のシングル作品です。
(後に、4人での名称はglobe extremeと発表。継続して活動する予定だった)
 
まあいつの間にかこの話は無かった様な感じで、空中分解になってしまいましたね。結果的に4人での活動は期間限定コラボ状態になってしまいましたが、逆に言えば正式に脱退(?)もしていないと思うので、タイミングが合えばまたglobeでのYOSHIKIさんの姿が見れるかもしれません。

優しい歌声がこの曲の真骨長

歌い出しのKEIKOさんの歌声が、ある意味この曲のピークと言っても良いくらい、バックの音と共に素晴らしいです。
 
優しくて、儚くて、脆さもあるかもしれないけど決して弱くはない信念を感じます。
 
この曲は全編に渡ってKEIKOさんの得意な張り上げ高音が無く、優しく歌っているのが新鮮で、この歌声の世界観が、曲のスケールを大きくしていると思います。素晴らしい。
 
この時期は、小室さんとKEIKOさんの結婚式(同年11月22日)がありましたね。タイミングとしては、純粋にウェディング記念的なシングルではあるのですが、そこにこんなにカッコイイ楽曲を持ってこれるところが、生粋のアーティスト性を感じます。

 カバーで聴きたいアーティスト

 他のアーティストでこの曲をカバーしてハマる人いるかな?と思ったけどなかなかいないですね。。。
 
意外とJUJUさんは合うかもしれませんが。あ、YUKIさん(JAMの)
のちょい抑え目のふんわりボイスでこの曲は興味あります。
 
サイバーな曲はあまり彼女のイメージにはありませんが、「Home Sweet Home」(2004)の宇宙ロック版みたいな感じで意外と合いそうです。
 
 
この曲を聞いてると近未来、宇宙、夜空、サイバー、電子光など、色んなパワーが伝わってきます。
 
その中でも”宇宙”感が強いので、宇宙旅行の時に、母なる地球を眺めて聞きたい曲ですね。宇宙に行くときには、ぜひプレイリストに!
 
ということで、今回はglobe「seize the light」でした。次回もお楽しみに。
 
DEHA!!
 

 
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