今回の新作ピックアップはこの国民的RPG作品です。
5年振りの新作 ドラゴンクエスト11(XI)
スクウェア・エニックスより 7月29日発売。
シリーズ初のオンラインゲームで2012年8月に発売された「ドラゴンクエスト10」(以下DQ)から5年ですね。そんなに経っていたとは、恐るべし。
今回はオンラインでの追加要素等も一部あると思いますが、シリーズ9までと同じくソフト単体で完結して遊べます。
ストーリーは、変に先入観を持たずに「今度のDQはこんな感じか~」と遊びながら世界に入れるが良いと思うので、とりあえず勇者の物語ということで(ざっくり過ぎ^^;)
11はPS4版と3DS(2DS)版で発売
これまでは、「今度のドラクエはどこから出るのか!?」「任天堂?SONYのハード!?」と、新作発表の度に一喜一憂ありました。
(FFもそうですが)実際にその後のゲーム業界のパワーバランスに、大きな影響があるという事で、その動向に注目されてきました。
今回はPS4版と3DS版というマルチプラットフォームで展開されます。(Nintendo Switch晩については後述)
他機種展開は、開発側としては大変でしょうが、ユーザー側に選択肢が増えるのは良い事だと思います。
グラフィック重視のPS4版
PS4版のプロモーション映像がこちらです。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて PlayStation®4版プロモーション映像』 (スクウェア・エニックス)
映像としては、迫力がありつつも絵本のような暖かみのあるCGで素晴らしいです。
家で大きな画面で腰を据えてじっくりプレイするならこちらでしょうね。
PS4版のポイントは
・美麗で臨場感あるグラフィックと演出で、世界観に浸りながらプレイ出来る。
・バトル中に移動出来るフリー移動バトル(DQ10に近い)、オートカメラバトルを切り替えられる
・世界各地に点在するスポットで『ボウガンアドベンチャー』をプレイ出来る。
・カジノのスロットとRPG風演出の『マジカルスロット』が遊べる。
キャラクター、マップ、モンスター、イベント、バトルシーン等
全てにおいて表現される視覚的要素がPS4版の一番大きなポイントですね。
細かい気配りが嬉しい 3DS版
そして、3DS版の紹介はこちらの動画で詳しく解説してくれています。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて Direct 2017.6.21 プレゼンテーション映像 (Nintendo 公式チャンネル)
ふむふむ3Dと2Dモードを選択出来るのが、大きなポイントですね。
3DS版のポイント
・3Dモードと2Dモードを切り替えてプレイ出来る。
・外出先、移動中など場所を選ばずに気軽にプレイ出来る。
・すれ違い通信を使った『時渡りの迷宮』でミニRPGが遊べる。(その報酬で過去のDQのリバイバルされた名シーン(?)を体験出来る)
・PS版に比べてハード、ソフト共に安価で購入できる。
3DS版の最大の特徴は2Dでも遊べることですね。
そして、ここでちょっと気になる情報も。
ハイブリッド型のNintendo Switch版も出る?
時期は未定ながら、今年3月に発売された新ハードNintendo Switchでの発売も予定されています。
ニンテンドースイッチといえば、TV画面で遊ぶことはもちろん、付属の液晶を持ち運び
携帯ゲーム機の様にも遊べるのが特徴的です。
あれ!?それってつまりは、今回3DS版で、3Dと2Dモードを切り替えられるように、PS4版と3DS版のプレイ環境を切り替えながら遊べるハイブリット形態になるのでは・・・!!
とまあ期待はしてしまいますが、後発とは言え、そうなれば両ハードの立場も無くなってしまいますし、ロングセラータイトルでもあるのでSwitch版発売以降も、食い合わないようにスクエニさんが上手く調整するでしょうが。
予想ではPS4版のシステムをベースに、Switchのみのオリジナル(対戦)ミニゲーム追加位で落ち着くとは思いますが。どうだろう。
ただ、肝心のSwitch本体が、i Phone等と同じパーツを一部使用している為に、大量生産が出来ず、2017年7月現在でも、量販店での整理券の悲喜がニュースになる程、品薄状態が続いています。
そうしたハードの生産状況やPS4、3DS版購入ユーザーの心情も考慮し、少なくとも秋まではまず発売は無いでしょう。
一番早くても、やはり年末商戦の(11)12月でしょうね。この時期ならPS4、3DS版発売から半年弱は経っているので既存ユーザーからの反感も控えめになると思いますし。
個人的には2018年3月の決算期の目玉の一つかなと予想していますが。その頃にはスイッチ本体の品不足も多少改善されているでしょうし、タイミングとしても良いテコ入れになる時期だと思います。
値下げ、買い時は?何を重視して遊ぶか。
DQなりFFなりこうした数百万単位のセールスが予測される大作は、少し時期が経つと値崩れする事もありますね。(特にロムカセット時代はよく見られるシーンでした)
2、3年すればベスト版(廉価版)も発売されるでしょうし、今は他にプレイしたい物がある等の場合、それまで待つというのももちろん一つの手であると思います。
こうした、一定以上のクオリティが期待できる作品は、数年先数十年先も末永く楽しめるでしょう。
ただ、ゲームもやはり生ものの側面もあります。
個人的にシリーズで一番プレイした「DQ9」をあげると、毎日販売商品が更新されるWiFiショッピングの店や、すれ違い通信での宝の地図のやり取り等、隔週(だったかな?)で追加配信されるサブクエスト等。
リアルタイムの旨みも味わえたのも、長く遊べた要因でした。
過去のシリーズでは純粋に作品のクオリティや人気度は「3」や「5」が上かなとも思いますが、個人的にはちょっとマニアックな「2」や「6」の方が好きです。
それは好みの問題もありますが、当時友達と攻略情報を相談/共有したり、ゲームのネタで遊んだりと、ゲームの出来事がゲームの中だけで完結するのではなく、実際の生活にもリンクして思い出になっている事も大きいと思います。
そういう意味で、定価近くの値段で買っても、多くの人達とリアルタイムでワクワクしながら盛り上がれる事に価値を置くか。
一方で、安くなって気が向いたら、遊ぼうかな、その頃には攻略情報も充実しているし、あくまで自分の趣味として、きままなプレイに価値を置くか。
いつどのように遊ぶのも勿論自由です。ただ、ゲーム好きの方であれば、DQやFFの新作発売はある種のオリンピックみたいなものだと思うので、うーん乗せられてるかな?と思っても、参加できるチャンスがあるなら 祭りは参加した方が良いかなとは思います。
音楽もゲームも映画もそうですが、作りこまれた作品は何年後にも十分楽しめます。
しかし、「あぁ、これリアルタイムで観てこの状況に参加してみたかったなー」という悔しい思いをしたことも多々あります。やはりその時々でしか味わえない魅力もありますよね。
レミオロメン風に言えば、
悩めるチャンスはまた来るけど、今という時間は二度と来ないということですね。
しかし、何を重視するかは全てあなたの自由です。
好きな時買って好きな時プレイしちゃいましょう。^^
ぼうけんは、めのまえだ
さてもう発売目前ですからね、当日ゲットするのをワクワクしている方も多い事と思います。
ちなみに、自分は3DS版を予約しました。
DQはオンラインの10を覗くと、DS版で発売された「9」が一番長く遊べましたし。場所を選ばずにプレイ出来るのも良いし、何より2Dで遊べるのも高評価です。
グラフィックスは綺麗に越したことはありませんが、後期SFC位のレベルがあれば携帯機の画面で遊ぶのに十分だと思っているので。
ただ初代の3DSでのプレイになりそうですが、3D機能を省きスマート化された2DSも新登場するので、途中からそちらを購入して遊ぶ事になるかもしれません。
ちなみに、ファンの間で話題の2DS LLのはぐれメタルエディションは基本的に今からだと入所困難ですが、ショップサイトを覗くと(追加)予約を受け付けているタイミングがあるみたいです。運がよければ買えるかもしれません。リアルはぐれメタル状態。。。
早期購入特典のそれぞれ手に入る経験値とゴールドがアップする「しあわせのベスト」と「なりきんベスト」のコードに関しては
これまでのDQのコード特典から察するに、少なくとも8月(9月)は問題無く手に入るのじゃないかなと思います。(あくまで予想ですので確実に特典を手に入れたい方は早めの購入をおススメします)
それでは、勇者の皆さん 良いドラクエの旅を!!