今年初のシャッフルレビューは今回が第40弾!
今回選んだのはこの曲です。
三浦大知 「Your Love feat.KREVA」
2009年2月11日発売。
・作詞、作曲 Nao’ymt ・ラップ詩 KREVA
KREVAがラップとコーラスで参加したミディアムソング。ジャケットは、モノクロでモード系でかなり大人びた感じでした。
曲の季節感としては冬で、リリース時期的にバレンタインも意識したセールスコピーも雑誌などで見た気がします。
Bメロ後半からサビになだれ込む流れが心地良くて好きです。、曲の世界観が渋過ぎず、若過ぎずバランスが良いです。バラード寄り過ぎないアレンジ(バックトラック)もクールで好印象。
KREVA氏のコラボも、ガツガツでは無く一歩下がったところからサポートするような大人っぽさが良いですね。
この曲のPVがこちら
三浦大知 / Your Love feat KREVA (avex)
まだ幼さの残る三浦氏の一人だけ浮いたストリート感が、ハマってます。映像の質感やダンスの見せ方も綺麗で、大人シックなPVですね。
情熱的な恋心というよりも、ビルの谷間に吹き込む恋の風の様な、サラッとしてだけど少し孤独な感じのラブソング感がPVにも出ていて、シンプル過ぎずくど過ぎず見やすいです。
ちなみに、この曲の収録された2nd AL『Who’s The Man』の初回盤(廃盤)のDVDにはこの曲を含めたダンスレッスン映像(本人が振り付けを教えてくれる)が入っていて、リリース当時リピートしてました(踊れませんが^^;)。
ポンキッキからパラシューターボーイ
個人的には三浦氏を知った曲は、SPEEDに続く沖縄アクタースタジオからのグループとして、folderのデビュー曲「パラシューター」(1997)が、ラジオで発売に先駆けてオンエアされたのを聴いてですね。
幼いながらもハスキーな歌声とラップが印象に残りました。ポンキッキーズとのコラボ案件ながらも、可能な限り大人びた歌詞も頑張ってるなと思いましたね。知らない方は機会があればどこかで聴いてみて下さい。
その後のFolder活動末期の「Everlasting love」(1999)は衝撃を受け初めてCD買いましたsamu。その後、変声期等もありしばらく休業期間に入りました。(Folderの残りの女子メンバー達はFolder5としてアイドル活動をスタートします)
ソロ活動、加速させる第1期と踏ん張りどころの第2期
2005年のソロでの活動再開時もMTVやCDTVのOP等一部メディアにも地味目にプッシュはされてましたが。1stアルバム迄の期間がメディア展開やリリースペースも含めてアイドルPOPSアーティスト寄りの、第1期。
今はアリーナクラスのステージに立って大活躍の彼ですが、この曲の頃はまだ、ステージもライブハウスがメインでした。スキルをさらに磨きつつも、メディアも地上波はあまり無し、リリースペースも半年に1回位の落ち着いたペースの活動で、踏ん張りどころな第2期の頃だったと思います。まだギリギリ知る人ぞ知る才能(アーティスト)みたいなとこもあったと思います。
初期シングルは「Keep it Goin’ on」(2005)と、「NO Limit」(2006)位で、一般受けするようなシングル曲がほとんど無かった気がします(「Flag」(2007)等好きなシングルもありますが)。
それはそれで、大衆的より本格派という意味にも取れるけど、まずは多くのリスナーに受け取って(知って)もらう事も大切だと思うので、そういう意味でもこの曲が来た時は、やっと売れ線と本格派のバランスが取れたシングル曲が来たと思いましたね。
今でもファンの間から根強い人気がある様です。気になった方はチェックしてみて下さい。
ということで、今回は三浦大知「Your Love feat.KREVA」の楽曲レビューでした。
ちなみに、シャッフルレビューはこれまでランダムの15曲の中から選んでましたが、今回から20曲に変更しました。
今回のレビューはglobeの「DEPARTURES」とこの曲で最後まで迷いました。どちらも冬の曲で季節外れ感ありでしたが、久々にこの曲をちゃんと聞き返せて良かったです。
次回は何の曲になるのかお楽しみに。
コメント
三浦大知ソロデビューの頃は良く覚えています
2005年3月発売のKeep It Goin’ On(エントリー内では2004年になってますが2005年ですよ~)は三浦大知の再始動を高らかに爽やかに歌い上げた佳曲だと思います
Free Style(2005)はボーダフォン(当時)のタイアップで気合入ってるなと感じましたSouthern Cross(2005)もキャッチーで好きです
個人的には2005年のシングル3部作が特にJ-POP色が強くてお気に入りです
No Limit(これも2005年ではなく2006年1月発売です^^;そしてFlagも2007年発売です~)もロック色が強いポップスでいいですね
良く考えると同時期のソロ男性シンガーでこれだけ激しく踊りながら歌える人間って他に藤井隆くらいしか居ないんですよね・・・地味に藤井隆はレアな存在だと気づきました^^;(振り付けの難易度はもちろん三浦の方が上ですが運動量は藤井もかなりのものだしテレビなどでもほぼ生歌で安定していました、しかも当時既にアラサーだったのに)
スキルの高さだけで世間を認めさせた稀有な人材でライジングからも相当大事にされていたことが窺えるので今後もストイックにパフォーマンスを突き詰めて欲しいと思います
>2005年3月発売のKeep It Goin’ On(エントリー内では2004年になってますが2005年ですよ~)は三浦大知の再始動を高らかに爽やかに歌い上げた佳曲だと思います
ご指摘ありがとうございます。修正しました。今回調べずに記憶だけ辿ってハロプロのBerryz工房のデビュー曲(2004年3月)と同じ時期だと(間違えて)記憶していたので、その後のSgも全てズレてしまいました。^^;
>Southern Cross(2005)もキャッチーで好きです個人的には2005年のシングル3部作が特にJ-POP色が強くてお気に入りです
おぉー、2nd,3rdも結構人を選ぶ印象ですが、曲毎に色々な角度から人を引き付ける魅力があるのは凄いなと思いました。
自分は「Free Style」以外は発売日に買ってはいたものの、1st ALまでの曲で好きなのは「No Limit」と「Southern~」B面の「One Step closer」の2曲でした。
それ以降の曲も、曲自体はカッコいいんだけど、それ以上に「まず一般に支持されないことには活動がフェードアウトしてしまうのではないか」という心配さもありました。
なので、余計に「Your Love」でやっと正統派のJPOPらしい曲が来たなと、少しほっとしたんですよね。
>同時期のソロ男性シンガーでこれだけ激しく踊りながら歌える人間って他に藤井隆くらいしか居ないんですよね・・
三浦大地からの並びで藤井さんの名前がでるとインパクト凄いですが、言われてみれば、そうかもしれません。
藤井さんのLIVE DVD等も観ているので、彼の音楽・パフォーマンスに対するストイックさは知っていますし、尊敬してます。
『逃げ恥の』恋ダンスも藤井さんの事なんで、(観たことありませんが)バリバリなんだろうなと想像してました。『COFFEE BAR COWBOY』も良い作品でしたね。
今後も2人の音楽活動にも期待ですね^^