今年は世界的にも色々な事がありましたね。そんな
2020年ラストとなるシャッフルレビュー第79弾!
今回はこの曲。
My Little Lover「Topics」
2001年5月16日発売の4th AL『Topics』収録の表題曲。
作詞作曲 小林武史
日常に流れるふとしたメッセージを、「愛が足りてない」と
シンプルながらもストレートに、リスナー達に呼び掛ける。
ささやかで大きなメッセージソング(☆3.2)
My Little Lover「Topics」TOYSFACTORYJP
発売時期の梅雨の印象があるけど
街並みが少し寂しく感じる年末にもピッタリですね。
ちなみに歌詞の”スティービーの名作のOP”とは
1976年のAL『Songs in the Key of Life』収録の「Love’s in Need of Love Today」を指しています。
このコロナ禍で本人を始め、カバーもされてる様で、今の状況にリンクしている曲かもしれません。
“愛が足りてない”というストレートなメッセージ。
他にも”チャリーと仲間たち”(これは英国紙のスヌーピーの4コマの事か)のフレーズなど、
日常的な距離感で綴られた歌詞の世界観。
哲学的な歌詞も多いこのグループにおいて、分かり易い表現の楽曲です。
個人的にこの曲はALを買いに行った大型CD店で、店内BGMでこの曲が流れていて
サビの「愛が足りてない~」の切ないメロと歌声を聴いて「マイラバのAL曲じゃん!」と逃げたくなったのを覚えてます。
この時期の自分は、初聴時のインパクトを大事にしていたので
(今でもなるべくそうしたいが)新しいCDを聴くときは、家で部屋を暗くして横になって聴くというスタイルをとっていたので
楽しみにしていたマイラバのAL曲をこんな店頭で(初めて)聴きたくなかったという訳です。2回目以降の視聴ならば、むしろ外で流れて来たら嬉しいんですけどね。
PVの雰囲気はすきだ、けど
久々にPV観ました、落ち着いた深夜のハイウェイの様な空気感好きです。
車内シーンのグリーン系の色彩や
雨のシーンの色合い、洗顔越しに見る花瓶等、良いシーンですね。
ただ、サビの「愛が足りてない」に、自転車の水跳ねシーンを重ねるのは
日常の些細な事にも「愛」への配慮、対応が散らばっているという意味だとは思いますが
歌のメッセージ性が安直に見えてしまうので、あの自転車のシーンはサビ以外で流して欲しかった。
ついでに言うとラストの傘を投げ出して雨に打たれて「愛を満たしてください」というのも何か浅い(しかも爽やか過ぎる気がして)、コレジャナイ感。
まあトータルでは、好印象が勝ってるので良いのですが。
ちなみにフルAL作品として『Topics』は『NEW ADVENTURE』、『FANTASY』の次に好きかな。
飛びぬけてる曲は少ないが佳作多し。『PRESENTS』ほどキャッチ―では無いが、温かみのある感じは通じるし、やや自然・健康志向になった感?
今確認したら再生回数自体はALラストの「A wonderful life」の方が若干多かった。
この曲も王道なミディアムバラードで、明日からも頑張ろうと背中を押してくれるお勧め曲です。
と言う事で、2020年ラストの楽曲レビュー
My Little Lover「Topics」でした。
今年は自分の中での最低ラインでもある月1の更新となりました。
しばらくはこのペースが続くと思いますが、
と同時にこのペースも努力しないと途切れてしまうので、
なんとか死守したいと思っています。
次回は、例年春先まで伸びていた、
年間トップ曲レビューを早めに行いたいと思っています。
この1年を振り返り愛が足りていたか、足りてない方はゆっくり休んだり補充してあげて下さいね。
良いお年を!来年も宜しくお願いします。
今年のトピックスでした。