平成最後の年末突入!そんな
シャッフルレビュー第62弾、今回はこの曲。
星野源「雨音」
・作詞作曲 星野源
2016年10月5日発売のSg『恋』のB面に「雨音(House ver.)」として曲。
落ち着いた、ギターと打ち込みサウンドが優しく響く、雨の日に聞きたいバラード曲。(☆3.3)
そんな「雨音」のLIVE映像を紹介します。
星野源 – 雨音【Live from“Continues”】/ Gen Hoshino – Amaoto (hoshinogen official channel)
このライブパフォーマンスの、シンフォニックな雰囲気も良いですね。
フルートの音もすごく活きていますね。
個人的にはオリジナル版アウトロのノイジーなエフェクトが、
「明日への予告」に対して何かが始まるような、ワクワク膨らむ期待を感じで好きなのですが、
このバンドアレンジも綺麗にまとまっていて良いですね。
自分は星野源と言ったら「SUN」でも「恋」でも耳の裏の曲でもなく、
まず1番に思い浮かべるのがこの「雨音」なんですよね。
(案の定チェックしたら、彼の曲でダントツ1番の再生回数でした。)
改めて聞いても、つい何度もリピートしてしまう位に、聞いていて心地良い曲だなと感じました。
やり過ごすことも、時には大事
歌詞としては、雨の音を肌で感じつつ、自然の流れに寄り添って
「明日の予告」を感じながら、今はただ雨音に包まれていようという世界観ですね。
単に”天気“としての「雨」だけでなく、”人生の空模様“と照らし合わせても、
目の前の「雨」という状況に対して、無理に抵抗したり、何かを打破しようとする訳ではなく、
今はただ静かに雨音に包まれて、明るい明日が来る時(時期)を待つというのが、消極的とかではなく、人間性として自然体で良いな と思います。
終盤で「鼻先濡れる」の歌詞が「花咲き濡れる」に変化する言葉遊びも、曲の世界観に合っていて好きです。
House ver.がオリジナル!?
Sg恒例で収録されている“House ver.”は、彼が一人で宅録を行ったものである事は認知していたものの、
勝手にこの曲の”Original ver“も、過去のALかB面に存在しているのだと思っていました。
今回記事作成にあたり、調べてみましたが、どうやらこの「House ver.」で初出のようですね。
またこの曲、データ上では4分01秒あるのですが、実際に聞いているとあっという間に感じます。それだけ、自然的で耳馴染みが良いという事なんだろうなと思います。
12月19日に発売される3年ぶりのNEW AL『POP VIRUS』も楽しみですが、時期的には「Snow Men」(『YELLOW DANCER』収録)も似合う季節になって来ましたね。
系統的にも「雨音」と似ている世界観で、こちらも合わせてオススメします。
ということで今回は、星野源「雨音」の楽曲レビューでした。
次回もお楽しみに。