渡辺美里「泣いちゃいそうだよ」レビュー 過ぎ行く夏と秋風スクリーン

5輪を飛び越え、久々の更新となりました。

シャッフルレビュー第81弾、

今回選んだのはこの曲。

渡辺美里「泣いちゃいそうだよ」

1992年6月10日発売のSg曲。

夏の日々の出来事が、走馬灯のように揺らめく

ミディアムバラード(☆4.2)

・作詞 渡辺美里 ・作曲 岡村靖幸 ・編曲 大村雅朗

涼しくなってきた夏の終わり

秋の訪れの空気を感じる時期に聴きたい曲ですね。

風のように包み込むような独特の浮遊感と

この夏や過去の思い出が、車輪(走馬灯)のように巡ってるようなビート感に痺れます。

タイトルにもなってる”泣いちゃいそうだよ~“がサビなのだろうけど

凄く綺麗なメロディラインのAメロ、英語アクセントのBメロを挟んで

実質”「愛してる」と聞かせてよ~“のとこが前サビで

その後のタイトルフレーズの本サビに繋がってると考えていいのかな?

ともかくこの曲は曲の流れが重要で、きちんと1曲を通して聴きたい曲です。

渡辺さんの歌声は「陽」の力が凄いですよね。

エネルギッシュでハキハキしてて

アッパーソングとの相性は抜群だと思いますが

この曲の様な、ミディアムバラードでも

ポジティブさや温かみがグッと自然と溶け込んでいて

ただの切ない、寂し気な曲になっていないのも好印象。

似たタイプの曲で言うとtrfの「REGEND OF WIND」(96)な感じですかね。

TRF / LEGEND OF WIND (avex)

この曲はこの曲で、夏の切ないリゾートバラードで好きな曲です。
さすがのTRF、avexな感じで金掛かってる感もスゴイ。
どちらの曲も大好きだけど、よりリピートしたいのは「泣いちゃいそうだよ」かな。
 
時系列は逆になるがけど、岡村ちゃん流の「LEGEND~」が「泣いちゃいそうだよ」なのだと思う。

岡村ちゃんが、こういう正統派の売れ線POPsを提供しちゃう所も含めてすごく感慨深い曲です。

この90年代な打ち込みアレンジも絶妙(こういうので良いんだよの最高峰)でめちゃ好きだ。

岡村ちゃんによる、ライブでの即興替え歌Verのカバーの動画は見たことありますが

原曲に忠実なセルフカバーVerを是非いつか音源化して欲しい。

イメージジャケット?

今回久々にイメージジャケット描きました。

・・・が、すみませんが後は色付けだけではあるものの、

中途半端な状態なので後日追記でアップします。

と言う事で今回は、夏の終わりにピッタリな

渡辺美里「泣いちゃいそうだよ」楽曲レビューでした。

このレビューたしか5月か6月に書いて、ちょっと(時期が)早いんだよなーほなんて思ってたら、

むしろ遅いタイミングでアップする事に(9月という事でギリ夏の終わりという事にしといて欲しい)

次回はここまで間隔開けないで更新できたらと思います、お楽しみに。

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