シャッフルした楽曲15曲の中から選ぶ、ちょっとマニアックな音楽レビュー第25弾。
今回SMAPの”シングル50曲ノンストップLIVE”(VTR)の放送を見て改めて感動し、
SMAP出てこないかなーとシャッフルしたところ、
案の定出てきませんでした(「JOY」(但しYUKIの)が最後に出てきましたが^^;)。
ですが、今回は15曲の中に偶然この2曲が再生されて、
何かの縁なので今回はこの2曲をレビューします。
Kenny Loggins「Danger Zone」
Berlin「Take My Breath Away」
ご存知の方も多いと思いますが、この2曲は
1986年全米公開(興行成績1位)、
トム・クルーズ主演、トニー・スコット監督作『TOP GUN (トップガン)』の
テーマ曲、及び挿入歌として映画と共にサントラ盤も大ヒットしました。
邦題は、それぞれ「デンジャー・ゾーン~TOP GUN THEME」、
「愛は吐息のように~TOP GUN LOVE THEME」。
このサントラのヒットにより、それまでの“映画ファンの為のサントラ”から、
(映画作品を知らない)“一般の音楽リスナーにも探求するPOPS感のあるサントラ“が
爆発的に増えるきっかけになりました。
こちらは、2013年に米国で3D化された際の予告編です。
Top Gun 3D Trailer (Paramount Pictures)
本作はトニー・スコット監督自身が生前に3D化したもので、
3Dの評判も良いので、いつか観てみたいです。
それでは、曲の方にいきましょう。
まずはKenny Loggins「Danger Zone」。
響く低音と王道ロックサウンドが非常に熱い曲です。
この曲を聴くと戦闘モードに入るファンも多いのではないでしょうか。
アクセント的な、サイケチックな音色も効果的にボルテージを高めます。
現在でも色々なCMや番組でも使用されていますね。
Kenny Loggins – Danger Zone (BerlinVEVO)
こちらは映画本編とアーティスト本人のミックスされたPVです。
さすがに約30年前の作品なので、映像も時代は感じますが、
同じ古いでも何というかデジタル(ビデオ)録画の安っぽさとは違い、
フィルム映像の場合は、古くなってもそこがまた味になっていて、カッコイイですよね。
そして、もう2曲目は
Berlin「Take My Breath Away」。
サウンドスケールの大きなバラード曲です。
この曲も「Danger Zone」以上に、様々なCM曲やカバー等されている有名曲ですね。
Berlin – Take My Breath Away (BerlinVEVO)
こちらも、映画のシーンと世界観を合わせたようなPVですね。
湖畔に白い霧がぶわーっと立ち篭めてくるような
自然界の幻想的な情景(日本だと富士五湖周辺?)が浮かんできます。
あの印象的なイントロのサウンドが流れるだけで、曲の世界観に一気に引き込まれそうです。
今回、ジェシカ・シンプソンが
カバーしているのを見つけたので、PVを紹介します。
Jessica Simpson – Take My Breath Away (jessicasimpsonVEVO)
原曲のドラマチックさを、日常寄りのカントリーチックの
現代風アレンジで、すっきりと洗練した印象です。
原曲や映画作品に思い入れがない若いリスナーには、
純粋にこちらのカバーの方がPOPSとして、聴きやすいかもしれません。
トムクルーズ主演で続編の話は最近もまたありましたね。
空中戦も盛りだくさんで、対人よりもクローン(機械?)との戦いという記事も見たことがありますが
まだまだ企画段階ですから分かりませんね。
前作からかなり時間が経っていて、名作になって今でも世界中の多くの人に愛されていますから、
ある意味では、新作のヒット作を生み出すよりも
制作サイドは大変だと思うので、まあ気長に待つしかないですね。
ということで、今回は映画「TOP GUN」のテーマ曲、挿入歌
Kenny Logiins「Danger Zone」、Berlin「Take My Breath Away」でした。