MISIA「果てなく続くストーリー」レビュー 12年越しのありがとう

プレイリストをシャッフルして、出てきた楽曲15曲の中から1曲をセレクト。
ちょっとマニアックな音楽レビューの第22弾。時期的に今回が今年ラストの曲になると思います。
 
今回選んだのはこの曲です。
 
MISIA「果てなく続くストーリー
2002年1月30日発売の9枚目のシングル。
・作詞 MISIA  ・作曲 Toshiaki Matsumoto ・編曲 服部隆之
NHK 「ソルトレークシティオリンピック」 テーマ曲
 
ピアノの旋律が印象的な、スケールの広い王道のバラードです。
 
MISIA – 果てなく続くストーリー /  MISIA
 
NHKのオリンピックテーマソングだったみたいですが、
当時深夜?の天気予報でPVと共によく流れていた印象があります。
 
この曲の印象は、本当に王道中の王道という感じで、MISIAの抜群の歌唱力はもちろんメロディーも綺麗だし、徐々に盛り上がって空間の広がりを見せるのも心地いいです。
 
しかしリリース当時の自分は、上記の良さは理解した上で、何度聞いても引っ掛かりがなく
一般的には王道曲だけど、少なくとも自分の好みの曲ではないなと感じていました。
 
曲自体が良くも悪くも”PVに全て現れている”といいますか。
綺麗だし、シンプルだし、美しいのですが、
面白みがないというか(そもそもバラードに求めるものではありませんが^^;)。
 
まだ「Everything」だと、艶がある分惹かれる部分はあったのですが、この曲のパワーソースがモノクロで色を感じない。要は”地味”だと感じたのです。
曲としては、かなりの優等生なんですけどね。
 
しかし、去年秋頃?この曲も収録されたアルバム『KISS IN THE SKY』を聞き返して、一時期リピートしてました。
その時にこの曲もプレイリストに入れてから、曲の魅力に改めて触れて、昔よりも自然と入ってきて、好きな曲になりました。
 
シンプルだけどそこがまた聞いてて疲れないし、飽きないし、
あぁスタンダードってこういう曲なんだろうなと思いました。
 
非常に癒されるし良い曲だなと素直に思えます。
好きになるのに実に12年掛かりました
 
もう、この曲の旬はまさに年末年始(どちらかというと年末)のまさに今だと思います。
心に隙間を感じる時期が、より一層曲が心に染み渡ります。
 
ということで今回は年末締めくくりにピッタリな、MISIA「果てなく続くストーリー」でした。
 
今年も残りわずかですね。
 
残る年内更新はiMusic shufful特別編として、2015年のベストソングスを個別にレビューを交えて発表したいと思います。
 
恐らく年末年始またいじゃうと思いますがお楽しみに。
 
DEHA!!
 

コメント

  1. 匿名 より:

    このシングルはエイベックス移籍第一弾なんですね
    そう思って歌詞を読むとデビューから世話になったレコード会社を離れて新天地でこれからも歌い続けていくという彼女の覚悟が表れているように思います
    聞いていると真夜中に曇った夜空の下をぽつんと一人で歩いているような孤独感をイメージします
    最後の大サビで雲が晴れて満月が自分を照らすような静かな希望を感じさせる感覚を覚えてまるで映画のようだと思いました
    MISIAと夜空のイメージは殊更相性が良いように思いますがこの曲もその一つだと思います

    • tona より:

      >このシングルはエイベックス移籍第一弾なんですね

      コメントありがとうございます。何となくあれ?と思い自分も調べたら、仰るように移籍後第1弾ですね。
      この曲の2ヶ月後に初のベスト盤を出して、この曲もラストに(LIVE Verですが)収録されていたので、この曲が移籍前ラストの印象がありました。そう考えるとちょっと変則的なリリースのベストだったんですね。

      >最後の大サビで雲が晴れて満月が自分を照らすような静かな希望を感じさせる感覚を覚えてまるで映画のようだと思いました
      >MISIAと夜空のイメージは殊更相性が良いように思いますがこの曲もその一つだと思います

      夜空とMISIAですね。自分もMISIAさんは空の印象があります。

      聞いてて自然と情景が浮かぶ曲は、良いですよね。きっと作り手・歌い手が紡いで放つ光が大きいからこそ、聞き手のスクリーンもより鮮明になるんですよね。作り手側は、匿名さんの感じたものの様に、その世界をさらに良い方向に深め広げてくれる事は、何より幸せで喜ばしい事だと思います。

      どんなに素晴らしい芸術でも、作り手側からの一方通行ではやはりそのエネルギーはどこかへ通り過ぎてしまうので、
      聴き手側のそうしたアクションだったり、嬉しさ楽しさ切なさなどの感情や感動などが、作り手・歌い手側のエネルギーと反応し合って初めて、作品が完成するんだなぁとしみじみ思いました。(大脱線失礼m(_ _)m )

      本文でも書きましたが、本当にこの曲の良さは、年を取るほど実感しますね。スケール感も含めて、オーケストラ的な楽曲なのかもしれません。今後も長く多くの人に愛されて欲しいと思います。