Juice=Juice「SEXY SEXY」レビュー 気づかぬフリで 大人の余裕とエチケット見せて

今年の梅雨は長そうですね。

シャッフル音楽レビュー第69弾

今回選んだのはこの曲。

Juice=Juice「SEXY SEXY」

2018年4月18日発売トリプルA面Sg『SEXY SEXY/泣いていいよ/Vivid Midnight』の1曲。

レトロ系打ち込みサウンドのダンスミディアム曲(☆3.3)

Juice=Juice『SEXY SEXY』(Juice=Juice[Sexy Sexy])(Promotion Edit)

 
PVの温度・空気感も曲の世界観とバッチリとハマってて、格好良いですね。
 
彼女たちもハロプロ内では、今やお姉さんグループなので
初期メンバーの5人のイメージにも合いますが
 
こうしたアダルトな曲で、あえて追加メンで当時最年少の梁川(今年3月に卒業)にセンターを取らせる。
この危うさやギャップ、アンバランス感がまたこの曲の印象を強烈なものにしていると思います。
 
曲としては派手さはあまりありませんが、上質感を意識したようなサウンドメイキングや、
Aメロのウィスパー歌唱からサビの張り上げ歌唱などの振れ幅も大きく、聴き応えのある楽曲ですね。
 

背後に稲場の影が

この曲の2ヶ月後に元カントリーガールズで、地元北海道を中心にソロ活動を再開させていた
稲場愛香がJuice=Juice新加入という出来事がありました。
 
彼女のカントリー・ガールズ卒業(脱退)と復帰の経緯には、今でも議論を呼ぶような不明瞭な部分もありますが、それを切り離しても
 
ハロプロの歴史においても、グループの卒業者が後に、ハロプロ内の既存グループに新メンバーとして加入するというのは初の例だと思われます。(情報抜けてたらすみません)
 
これまでも後浦なつみDEF.DIVAの様な期間限定(的)ユニット
 
もしくはドリムス。音楽ガッタスの様にコンセプトのある新ユニットにOGがスターティングメンバーとして参加する事は幾度もあったのですけどね。
 
 
どうしても彼女に対する特別扱い/高待遇さを感じてしまいますが
 
彼女の謎の休業劇の裏に事務所側の落ち度があったのだとして
違う目線で見ても、こうした事(既存ユニットに新加入)をすれば本人に対しての風当たりが強くなるのは承知のハズだし、本当に高待遇だったら
 
彼女をメインとした北研メンバー達との新ユニットとして周囲を完全ガードしつつ再デビューも出来たハズ(実際共演インデ
ィーズCDは1枚出していた)なのに
 
既存ユニットに入れられた所が(それ自体が異例の高待遇ではあるが)、他のカントリーの兼任メンバーと同等の扱いとも言えます。
 
「はい、あなたはジュースね。良いよね、悪くないでしょ?じゃあ、約束通り再びグループに戻しましたよ。ここから先の問題はあなた次第ですからね」とある意味放任されたという冷たい印象にも取れます。
(真実は分かりません)

意味深な歌詞

この曲は作詞もつんくさんですが、ここ数年の人事関係はノータッチであるはずだし
当然、楽曲制作時に稲場加入の情報も聴いていなかったでしょう。
 
こうした背景を考えると、基本的には歌詞も
大人へと背伸びした少女の恋愛観が描かれているのですが、
サビの
 
気づかないふりをして それもエチケットよ
  騙されてくれるくらい 大人の余裕見せて
 
このフレーズが、その後の彼女達の心境を暗示しているようでもあり、
ファンに向けた、やや挑発的なメッセージにも見て取れるのがすごく深く感じます。
 
リスナーの度量の大きさ(エチケットと大人の余裕)が、試されているのかもしれません。
 
誤解無きよう書いておきますが、筆者は稲場は好きなメンバーであり応援もしています。また謎に包まれた経緯がある故に、真実と違う事で推測されたり彼女自身の心労も相当だと察します。
 
同時にそうした上でも、(歌割り的には他の子ですが)彼女がこうしたメッセージをパフォーマンスしているのは、すごくロックで痛快な事だなと思います。
 
何がフィクションなのかリアルなのか、リスナー側が色んな解釈が出来るのもエンターテイメントだからこそ出来ることですね。だとしたら、持ち前のダンスや愛嬌で堂々としたパフォーマンスを通して、そうした疑惑や不穏な空気を一蹴して頑張って欲しいなと思います。
 

※当時の妄想を膨らませた人気記事はこちら

元カントリー 稲場の復帰は、元モー娘エース 鞘師 復活への序章か!? モー想。コラム

対照的な「Vivid Midnight

SEXY SEXY」のモノトーンカラーも、トリプルA面の別の1曲「Vivid Midnight」がカラフル系のPVで
 
サウンドは勿論ですが、ビジュアル面の対比としても、この2曲はバランスが取れていて良いと思います。
 
 
Juice=Juice『Vivid Midnight』(Juice=Juice[Vivid Midnight])(Promotion Edit)
春らしいリズミカルなPOPSですね。この2曲はK-POP寄りですが
 
どちらもグループとしての一つの完成形が示されている気もしますね。
 
 
と言う事で、今回はJuice=JuiceSEXY SEXY」楽曲レビューでした。
 
今回は選曲から、投稿まで約1ヶ月開いてしまい、その間にハロプロ内だけでも、宮崎、和田卒業、各新メンバー加入等色々ありましたね。今後の展開はいかに。
 
次回もお楽しみに。