シャッフルレビュー特別編、2016年のマイベスト楽曲を4位から順にレビュー。
第3位に選んだ曲はこちら。
桐谷健太「何か」
・作詞 もゆる ・作曲 新留隼人 ・編曲 シミズコウヘイ
2016年9月28日発売のアルバム『香音-KANON-』収録曲。
独特なスピード感が心地良い、エレクトロックナンバー。
系統で言うとサカナクションに近いかもしれません。
聴いたことがない方は、下記amazomのページで試聴出来ます。
玉手箱の煙に包まれた、若さと老いの狭間で
ともかく、フレッシュ過ぎず渋すぎずの、良い塩梅の歌だと思います。浦島的に言えば、玉手箱の煙に巻かれている子供と老人の間の時間枠で、ドライブしているような印象です。
この曲のスピード感は、外車やスポーツカーの様なスピード感よりも、”原付”バイク感があるのがこの曲の魅力でもあります。
サウンドは少し無機質寄りなのですが、桐谷氏の歌声とこの泥臭い灰煙を吐きながら走ってる原付感が、人間臭さを感じさせ曲に深みが出ています。夕暮れや夜のハイウェイの情景が自然と見えてきます。ドライブBGMにも合いそうですね。
ということで、浦島太郎の絵本を読む際、竜宮城の行き帰り時の亀バイクシーンでは、この曲を挿入歌として是非BGMに掛けて欲しいと思います(何じゃそりゃ)。
浦島といえば、携帯電話のCM内で浦島太郎として歌う「海の声」が、配信で大ヒットとなりましたが、個人的にはあまり響かなかったのでスルーするつもりが、このアルバムには何かある予感がしました。
例えば既にアルバム(シングル)やベスト盤でA面曲を既に持っていても、年に数回位の確率でB面曲やアルバム曲で好みのどストレート曲と会えたりするんですよね。
ある種、賭けというかお宝探し感覚もあるのですが、このアルバムからもそれを感じましたが見事に的中、この曲に会えて良かったです。
「何か」イメージジャケット
さて今回も曲を聴きながら、イメージジャケットを描いてみました。
こちらです。
夜を背景に、熱すぎでも俯瞰過ぎでもない、淡々と走り続ける主人公と、レーザーのように巡り移ろいで行く景色たち。
そんな情景イメージを「何」の文字で表現してみました。
グルグルの螺旋も足そうと思いましたが、この位のシンプルな方が曲に合ってるかなと思いそのままで。ちなみに黄色の丸は月ではなく、ヘッドライトのイメージです。
という事で、2016年のマイベスト楽曲3位、桐谷健太「何か」レビューでした。
という事で、次回は2位の発表です。お楽しみに。