中島美嘉『HEAVEN ON EARTH』レビュー 信じることは ある種危険な賭け

シャッフルされたお気に入り楽曲15曲の中から1曲をセレクト。
 
ちょっとマニアックな音楽レビュー第19弾。
 
今回選ばれた曲はこちら
 
中島美嘉「HEAVEN ON EARTH」
 
・作詞 Lori Fine, Ken Kato  ・作曲 Lori Fine  ・編曲 COLDFEET
 
2002年8月28日発売、ファーストアルバム『TRUE』収録曲。
 
カネボウ KATE CMソング。
 

中島美嘉 『HEAVEN ON EARTH』 MUSIC VIDEO / 中島美嘉 Official YouTube Channel

 
アップテンポのクラブバーダンスナンバーです。
 
KATEのCMソングらしい、しなやかな雰囲気と音色やコーラスワークも綺麗で、全体的に上品な感じです。
 
詩もクールで格好良いですし、適度に英語も混じりつつ小奇麗にハマっていて、いわゆる”売れ線”のアルバムのリード曲と言えるでしょう。
 
個人的にこの曲の情景は、海中から光が伸びて氷山を突き抜けて、
天界まで伸びていくというイメージです。
 
上記のPVは、同年11月に20万枚限定で発売されたミニアルバム『RESISTANCE』に(EP Version)として収録される際に合わせて制作されました。
 
ということで、音源もたしか(EP Version)だと思います。
 
それと、手持ちに音源が無いので断言はできませんが、PV初めの1分強の音源は、
 
恐らくCD未収録の『RESISTANCE』アナログ盤のみ収録の(Extended Version)の音源だと思われます。
 
この曲のショートVerのPV、気持ちよくなってきて、これからって時に終わっちゃう
この”寸止め感”がヤキモキしてしまい残念ですね。※追記 フルVerが公開されたので差し替え済み
 
もちろんショートでも、公式動画があるだけ有難いことなのですが、
その曲の良さが伝わらなければ、せっかく場を設けて公開している分、よりもったいないですし、
 
ショートはショートでも、曲によっ臨機応変に、カットのポイントを考えてもらえると嬉しいなと思いました。
 
ただ「雪の華」等、一部フルサイズの物もあるみたいですね。
 
今回衝撃だったのが、この楽曲は今の今まで十数年、
 
勝手に大沢伸一さんの曲だと思っていたので、違ったのがちょっと衝撃です。
 
サウンドの雰囲気やサビの、掛け合いのようなコーラスなど
 
大沢さんプロデュースのbirdの楽曲を感じさせるポイントもあちこちにあったので勘違いしてました。
 
この曲に限らず、彼女の初期楽曲(「DESTINY’S LOTUS」など)大沢さんっぽい曲が多い印象だったのですが
 
調べたら、実際は翌年2003年4月発売のシングル「Love Addict」で初タッグだったんですね。
 
中島美嘉 『【HD】Love Addict( ショートver.)』 / 中島美嘉 Official YouTube Channel
 
本格的なクラブジャズサウンドの「Love Addict」。
この曲は特にミュージシャンや業界の方の評価の声が多かった記憶があります。
 
ということで、今回は中島美嘉「HEAVEN ON EARTH」でした。
 
次回もお楽しみに。
DEHA!
 
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