My Chemical Romance『SING』(glee) 君の口を塞ぐものと 歌で闘え!

ちょっとマニアックな音楽レビュー第17弾。
 
今回選ばれたのは、この曲です。
 
My Chemical Romance(マイケミカルロマンス)「SING」
 
2010年11月発売アルバム『Danger Days』からのセカンドシングル。
作詞・作曲 Frank Iero, Ray Toro, Gerard Way, Milky Way
 
My Chemical Romance “SING” Official Music Video (My Chemical Romance)
 
もともと、この曲は海外ドラマ「glee」で知ったので、今回初めて原曲、PVも見ましたが
この原曲もサウンド/ヴォーカルもクールかつ重厚、インナーサイケなカッコ良いロックナンバーです。
Bメロのシンセ音にも痺れます。
 
このPV、SFアクション映画風で面白いですね。(アルバムの他のシングルカットの曲とPVがストーリー?になっている様です)
血が飛び出たり、リアルな暴力性を魅せないところが良いですね。
 
他の予算かけ方からするとちょっと安っぽい(オモチャっぽい)ガンのデザインとガンアクションも狙いでしょう。
海外は日本以上にレイティングも厳しいですし、その配慮もあると思います。(他の曲の戦場でのPVでも、傷口や爆風こそ見せても、刺されたり直撃のシーンはやはり見せていない様です)
 
そのおかげで、空気感はややダークで重めで、見せ方次第でグロにも行きそうなところを、爽やかヒーローかつクールな印象で見事に表現されていますね。
 
敵組織に、日本or中国人?を思わす東アジア系の女性幹部が出てくるのですが、なんだか、ちょっとゾクッとします。
 
またこの曲は、シングルカット後に起こった東日本大震災をうけて、日本にエールを込めたPVも制作されたようです。
アレンジも打ち込み系から生音風に変わっていますね。途中の間奏で”和”の音もかすかに聴こえます。
 
My Chemical Romance SING It For Japan  (My Chemical Romance)
 
彼らも、Lady Gagaなどと同じく、親日寄りのアーティストだったのでしょうか。
残念ながらマイケミカルロマンスのバンドは2013年3月に解散しましたが、またいつの日か 明るい話題を聞けたらなと思います。
 
この曲についてですが、サウンドはもちろんですが歌詞も好きです。
「大切なもののため戦うため歌い続けろ」ということが芯としてあって、
“周りが君の口を塞ごうとしていても”諦めるなと、歌えというメッセージに溢れています。
 
それは ただの “ワガママや都合よく耳を塞いだ自己主張の為” では決してないと思います。
それは、”世界のため”だったり、”目が見えない・耳の聞こえないもののため”だったり。
 
綺麗事だと思う方もいるかもしれませんが、そもそもがそうした「声」に負けないために、君の勇気を笑うやつ“にその歌を大声で聴かせろと、真っ向から本気で歌う曲ですからね。
 
やや青春臭いですが、サウンドがしっかりしているので恥ずかしい感じは全く感じないです。
 
そして冒頭でも書いたように、海外ドラマ『glee 2nd Season』でも
カバー(披露)された印象深いナンバーです。
 
「glee」といえば、Don’t Stop Believin’」というイメージがある方が多いようですが 
個人的にはこの「SING」こそが、このドラマを象徴した曲だと思っています。
 
 
 
サウンドアレンジ自体は、ほぼオリジナルと一緒ですが、
グリーメンバーたちが集団で歌うことで、
よりこの曲のメッセージが強く感じられて、迫力がありますね。
 
地下鉄のようなセットも格好良いし、緑の背景に
赤い衣装も映えています(クリスマスシーズンだったかな?)。
 
ちょいレアな、準レギュラーメンバーの姿も見えますね。
 
個人的にこの曲は、普段はグリークラブとは敵対関係にある
“スー先生” もストーリーのタイミング上、
一緒にパフォーマンスしているところも、ポイント高いです。
 
 
また、こちらの3Dコンサート作品のトレーラーでも、サビが印象的に使われているので紹介します。
 
Glee 3D Concert Movie Trailer Official(HD) (ClevverTV)
 
日本語版のトレーラーもあったんですけど、日本語のナレ文字と音質が残念だったので、あえてのこのVerです。
シリーズは終了でも、gleeコンサート、いつか日本でもやってくれることを願います。
 
ということで今回は、My Cemical Romance「SING」でした。
 
次回は、何の曲になるでしょうか。
 
DEHA!!
 
 
 
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